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2001年度 兵庫教育大学

教育情報活用特論 I
Information Theory in Education for Handicapped Children

 科目番号:  53116
 単位:  2単位
 担当教官:  成田 滋
 開講日:  前期 月曜日2時限 10:40am-12:10pm
 開講日:  前期 火曜日6時限 6:30-8:00pm
 教室: 前期--情報教育実習室3 前期--神戸サテライト

授業の日時、内容、及び計画
 
授業のテーマ及び目標

   本講義は、教育におけるネットワークがもたらすコミュニケーションと自己表現を支援する情報プロセスを論じ、
そこに介在するヒューマンインターフェイスの構造や役割を論ずる。そこから学校の情報共有の社会的影響、及び
情報共有への参画態度などについて講義と演習を通じて考察し、学校教育における生活知の育成を目的とした
指導法を追求する。
 講義と演習の進め方としては、情報弱者と呼ばれる人々のコミュニケーション課題とそれを解決するテクノロジ
ーの応用に関する実践例を引用し、情報共有やコミュニケーションへの参加に要求される感性を理解できるように、
主としてネットワークを利用しながら講義を進める。

授業内容、及び計画

1)マルチメディアが歴史に与えた影響
  ・千年紀の出来事から教育への示唆を考える
2)ネットワークとマルチメディアとコミュニケーション
  ・ネットワーク上のコミュニケーションがもつ「連歌性」と価値の創造 
3)テクノロジーの応用による情報弱者から情報強者へ   ・ヒューマンインターフェイスの果たす役割
4)いろいろな事例
  ・障害児学級と保護者と専門機関の連携
  ・ネットワーク上の不登校児カウンセリング
   http://hotmama.sed.tohoku.ac.jp
  ・バリアフリーの社会
5)学校教育における生活知の育成と指導法
  ・"I hear, and I foregt. I see, and I remember. I do, and I understand."

成績評価の方法

テスト2回(50点)、課題レポート2回(それぞれA4で5枚づつ(50点)の合計。
A:100-80点 B: 79-60点 C:69-60点 D:59以下
 なお、再試験やレポートの再提出は認める。その場合、得点より罰点として5点を引く。

テキスト、教材、参考書等

・Excelによるデータ解析(成田滋・筱更治著)
 http://www.economist.co.jp/Excel/Excel8.htm

・2001年度教育情報活用特論 Iの掲示板
 http://madison.ceser.hyogo-u.ac.jp/cgi-bin/bbs/b02.cgi

その他

 成田研究室のページ http://www.ceser.hyogo-u.ac.jp/naritas/
 研究室 学校教育研究センターRm105
 Email: naritas@ceser.hyogo-u.ac.jp  phone: 0795-40-2205