■皆さんからのお便り
夏休みの過ごし方 教師編です、そして近況。
 梶川峯子 徳島市 mineko@eagle.ocn.ne.jp

 私は鳴門教育大学付属養護学校に子供の送迎をしだして 10 年目になります。1 年で 3 万 km 走っています。そんな訳で、先生方とも気安く話をしていますので清水さんの文章も、行間を読む事のできる者と思います。たまたま、動作法訓練会もいっていますので(我が子のようなタイプに効果?人に会えるのが目的みたい)この業界はまだまだ未開発で狭いのだなあと喜んだり奮起しなければとおもったりしますね。
 今日もコーディネーターと話したのですが、施設、学校などが中心になってしてくれるものも少しずつ多くなってきたけど、核に親がいてくれるものは地域に根ずきやすいし発展しやすいといってくれました。それは、そう思います。親をまとめること、子の特徴をつかむ事、時代のニーズをキャッチすること、地域との折衝、経営の責任、裏街道のスターとしての重圧感、全てにおいてそこそこ勝ちぬいて結果を出す力が必要ですからね。核になる親にはこの事が要求されるわけです。
 逆にこれらの力がついてくれば、巷には清水さんの様に頑張ってくれる人がいてくれるわけですから、力をだしあえばコロコロころがっていくわけですよ。(fnet985 山平さんの疑問の答えに少しはなったでしょうか?)出せるちからを持ち合う、とコーディネーターは口癖のようにいいますね。ただ、親にとっては、非常な底力をださねばならないと気づいている親はほんとうに少ないし、また、気付いても実行できるかどうかにはこれまた意外な距離が立ちはだかっているものです。
 とにかく、批判されようが、笑われて恥かこうが、手もみでもしながら「すんまへん、すんまへん」と言いながら前に進むわけですので、ここらのユーモアとしたたかさが必要でして、親にこのセンスがあれば、いまの世の中は開くと、私は読んでいます。また、その一方で、地域に役に立たなければ相手にされない訳ですので、一番効果的なのを狙うこととなります。(忙しいのと、まだ、我々にとっては特殊な立場でアピール力があるなどを活かして)
 具体的には、今、町長、議長、教育長などをまきこんでいます。職権の乱用で、我々の人権が踏みにじられているからどうにかして。この職員(公民館の館長)をやめさせてと町に問題提起の石を投げかけています。いままでみんなが事を荒立てないようにふたをして忍耐してきてどうにもならなくなったことがらを私達の簡単な事件でアピ−ルして変革を狙うわけです。町を動かそうとするわけですので、その圧力たるやこわいものがあるわけですが、こういうことも親がひきうけるから、まわりのひとは「そこまでせんでも梶川さん」と言ったり「最後までやりぬけ」といってくれたりいろいろのなかで、道理、正義、人権がすこしでも守られていくわけでして。上品にかまえていても失うだけですからね。ひとがケンカをしているのをみるのはかんたんでおもしろいでしょう。一種のサービスですよ。でもこのことが住民の意識改革につながって行く事でしょう。こんな事も親はひきうけなければなりませんね。一方こんな事をしながらネットはつながっていくんだなと思っています。清水先生も頑張ってください。また遠い徳島ですが、ご縁がありましたらなんでも協力のほどをお互いに。

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