■「頼もしい障害児の親と教師」-Macintoshはこのように使われている- ●編著 成田 滋 ●発行所 文教資料協会 ●発行年月 1994年11月1日  ●価格 2,000円(送料税金込) 申し込み 郵便振替 国際比較教育研究会 00260-2-76953 障害のある子どもの親や教師がMacintoshをつかった教育の実践を収録したものである。 さまざまな活用のノウハウが網羅されていて、幼児教育から高等部までの生徒にどのよう な指導をしてきたかがわかりやすく解説されている。関連資料も掲載されている。 (A4 142ページ) ●目次 ○Part I 障害児教育にパソコンを ・障害児教育におけるパソコン活用への期待と現実  成田 滋 ○Part II いま、家庭で、学校で  1. 家庭と早期教育 ・「りんごコンピュータ、いーい?」―自閉症児とMacintosh― 石原義郎・悦子 ・Macintosh--5歳からの付き合い 小山田正史 ・自閉児の使用するMacintosh 前田俊幸 ・息子にとってのMacintosh 渡辺久光 ・「たいじゅ」と「みのり」とMacintosh! 林 正直  2. 学校教育 1) 精神遅滞教育 ・精神薄弱養護学校へのパソコン導入と一斉授業での活用 沼尻 清 ・基本的な数概念の理解を助けるコンピュータ教材の開発−ハイパーカードを使って− 酒井義久 ・遊んでいたら「ことば」がわかるようになっちゃった!  鈴木 靜 ・言葉の遅れがみられる児童を中心にした指導 大川真一 ・パソコンを教材とした授業の取り組みーー精神薄弱児を対象として 桑江 茂 ・精神遅滞児におけるコンピュータシミュレーション学習 〜自動販売機利用のシミュレーションによる授業を通して〜 安永啓司・佐竹真次 ・「作文」に困難を示す児童にアウトラインプロセッサを活用した指導事例 寺野英二 ・子どもの活動を援助する道具としてのコンピュータ利用 谷中 修 2) 肢体不自由教育 ・脳性マヒ児のコミュニケーションとMacintosh 中原正治 ・肢体不自由児とりわけ脳性まひ児の学習にコンピュータを利用した経験 小川義博 ・ハイパーメディアを用いた目と手の協応動作の向上を図る指導 米田一毅 ・肢体不自由児の一斉授業でコンピュータを利用した実践 斎藤明朗 3) 学習障害教育 ・学習遅滞児に対する教育現場でのマイコンの活用 長橋信夫 ・振り返ってみれば 山田則次 ・自閉的傾向のある児童へのCAIを利用した個別学習での指導 野村勝彦 4) 視覚障害教育 ・盲学校でのMachintoshの利用  横井啓介 ・弱視児教育とMacintoshについて 山野照人 5) 聴覚障害教育 ・聴覚障害による学習の困難を軽滅した授業の事例: 江戸幕府の将軍 小宮幸三 ・「で」の働きを知ろう 小宮幸三 6) 病弱教育 ・病弱児におけるHyperMediaの利用  太田容次 ・「Small Blue Planet」の授業での利用 太田容次  7) その他 ・重度障害児教育におけるパソコンの活用について 金森克浩 --コミュニケーションエイドとして-- ・QuickTime Movieの教育利用の試み 大杉成喜 ○Part III 資料編 ・日本における障害者向けMac周辺情報へのアクセス方法  成田 滋 ・障害者向けMac周辺機器の情報 ・治療教育相談室におけるパソコン活用 東原文子