ミネソタ州ミネアポリス学校区教育委員会

Internet Guidelines for Staff and Students of Minneapolis Public Schools


電子的学習者の権利と義務

翻訳 成田 滋 兵庫教育大学 1997年11月15日

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電子情報は教育や生涯学習にとって統合的な役割を果たすとともに、個人や組織の能力の増長に新たな権利と義務をもたらしている。

個人は次のような権利を有する。
1 ミネアポリス学校区のガイドラインにそってコンピュータや情報資源に接続すること
2 必要な研修を受け、ツールを利用すること
3 個人情報の収集を告知されること、調べること、許可を与えること
4 電子環境における表現の自由
5 個人の知的活動の保持

個人は次のような義務を有する。
1 情報資源を検索し評価し、効果的に利用すること
2 知的所有権や他者のプライバシーやを尊重すること
3 情報の統合と独自性を明確にし、集積したり使われた情報のセキュリティを確保すること
4 情報を共有しそれを大事にすること

教育機関は次のような権利を有する。
1 ミネアポリス学校区のガイドラインにそってコンピュータや情報資源に接続する
2 制作した情報についての知的所有権を持つ
3 教育の使命のために教育情報を提供する

教育機関は次のような義務を有する。
1 コンピュータ資源を必要に応じて合法的に提供する
2 個人と機関の情報の統合を保証しながら情報のセキュリティを保持し確保すること
3 個人情報保護条例によって個人情報の保護にを遵守する
4 情報資源を倫理的、合法的に活用できるよう、教職員や生徒に必要な研修や支援を行う