〒673-1421 兵庫県加東郡社町山国2007
  兵庫教育大学 学校教育研究センター

障害者とコンピュータ利用教育研究会のホームページ

 制作 宮野秀樹 編集 成田 滋

 宮野ホームページ

 成田ホームページ


 

11月MES関東例会のお知らせ

■11月MES関東例会のお知らせ

・日時 1999年11月13日(土) 13:00〜16:00
・会場 「横浜ワールドポーターズ」6F会議室
     6F「ニューライフマート」(福祉機器フロア)
・集合場所  6F「ニューライフマート」
     --------------------------------
     231-0001 横浜市中区新港町11番地
     TEL 045-222-2000
     URL http://www.yim.co.jp/
     --------------------------------
・内容  6Fフロアの見学
     市販ソフト及び自作ソフトの紹介
     インターフェイス及び各種スイッチ類の紹介など
     Q&A その他
・いつもの懇親会、今回は「永田先生ご退官をお祝いする会」です。(ちょっとなつかしい?方々にもいらしていただきたいと思っております。)
・「横浜ワールドポーターズ」までの経路
(中華街での懇親会を予定していますので、(中華街の駐車場も利用可能ですが)できるだけ公共交通機関のご利用をおすすめいたします。)
< 公共交通機関&徒歩の場合 >
「JR」「東横線」「横浜市営地下鉄」いずれの場合も「桜木町(さくらぎちょう)」駅で下車して下さい。改札を出て「みなとみらい21」側(東側、海側)へ出ると「横浜ワールドポーターズ」への案内板が出ていますので、迷うことはないと思います。横浜コスモワールドの大きな観覧車(コスモクロック)の右手に見える茶系統の色をした7階建ての大きなビルです。駅から「汽車道(きしゃみち)」を歩いていただいて約10分です。
< 自動車の場合 >
首都高速横浜・羽田空港線を「みなとみらいランプ」でおりて下さい。けやき通り(ランドマークタワーを右手に、横浜美術館を左手に見ながら)海へ向かって進んで下さい。国際大通りにぶつかったら(前方に「パシフィコ横浜」が見えます)、その角を右に曲がって下さい。橋を渡っていただくと「横浜ワールドポーターズ」裏手の道路を隔てたところにある駐車場前に来ます。そちらへどうぞ。(ワールドポーターズに隣接した専用駐車場がありますが、ちょっと割高になると思います。)
---------------------------
幹事 林 正直(鎌倉養護学校) pfa01176@nifty.ne.jp



 10月9日(土)にMES始まって以来初めて「栃木県」での例会(北関東例会第1回目)が開かれました。準備段階より宮田先生(栃木県立益子養護)にはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。m(_ _)m
 栃木県益子は自然に恵まれたとてもいい町でした。益子養護の校舎は新しく、会場として図書室をお借りしました。お久しぶりの沼尻先生にもお目にかかれ、和気あいあいとした雰囲気の中(突然、汽笛がきこえたりもしました)、例会はスタートしました。
 佐原先生(千葉県立市川養護、現:千葉大)からは「お金えらび」というOMO(オラクルメディアオブジェクト)スタックを紹介していただきました。画面には「1円玉」「5円玉」「10円玉」、、が表示されており、「10円を選んでね」の音声での質問に、「10円玉」をクリックすると「正解でーす!」と千葉大のお姉さんのかわいい声が返ってくるというものでした。作者の佐原さんがおっしゃるには「性格的にどうも真面目だけなのは???」ということで(本当は対象のお子さんのことを考えて、ゲームっぽい面白さがあった方がよいといことで)、ゲーム性を持たせたバージョンを作られたそうです。「マウスで「10円玉」をクリックしようとすると「やだやだやだ」と言いながら、その「10円玉」がフラフラと逃げていくバージョン」や「ちゃんと正解をクリックしたにもかかわらず、1度目は誤答反応で答え、再度クリックすると「本当は正解!」と言うバージョン」を見せていただきました。なかなか、文章で表現するのは難しいですが、楽しいスタックでした。
 続いて、「REALbasic 2.0 Professional版」で作られた「ねこごはん」というソフトを紹介していただきました。佐原先生らしいかわいいネコのアニメーションソフトでした。「REALbasic 2.0 Professional版」はWindowsの「VisualBasic」と似ていること、Windows用スタンドアローンアプリをしてソフトを作ることもできることなども話していただきました。
 次に場所をパソコン室に移して、熊谷先生(千葉県立柏養護)から菊池先生(千葉県立東金養護)が作られた教材ソフト(アドベンチャーツクール for Windows3.1で作成)をいくつか紹介していただきました。(時間があればもっともっとたくさん紹介していただきたいところでした)「ひらがな(マッチング課題)」「かけ算」などかわいい感じの学習ソフトでした。Macでも「SoftWindows」または「VirtualPC」上で使えるそうです。
 休憩のあと、笹野さんからは「QuickTime 4.0」「MP3」「長谷川ドラマー」「Virtual Gameboy」について紹介していただきました。QTムービーとして「TVコマーシャルで放映されているAirPortがUFOみたいに見える映像」を見せていただきました。会場からは「わけがわからないけれど、アップルらしい。(^_^;)」という感想がありました。「長谷川ドラマー」はバーチャルドラムみたいなソフトです。キーボードのキーがドラムセットのそれぞれ(ドラム、ハイハットなど)と対応しており、キーのカスタマイズもできます。会場から「インテリキーと一緒に使えば、もっと使いやすくて面白いかも」という話がでました。例会の最後には今年の夏に玉川大学で行われた「POEM'99」の時のMESのステージ発表ビデオ(笹野さん撮影)をみんなで観ました。
 その後、宿泊先のビジネスホテルへ移動し、懇親会、夜12時までのミーティング?とつきない話(「SuperCard-J」「学校の職員の中には」「今後のMESの活動は?」等々)で盛り上がりました。(レポーター:林 正直 神奈川県立鎌倉養護
 pfa01176@nifty.ne.jp


 渡部親司 島根県立出雲養護学校 m97332h@students.hyogo-u.ac.jp
 島根県立出雲養護学校の渡部です。兵庫教育大学や大阪府の先生には、遠方からお越しいただき、MES山陰の研究会を盛り上げていただき、たいへんにありがとうございました。規模は、決して大きいとはいえませんでしたが、内容の濃い、充実した会ができたとよろこんでおります。今回の研究会をきっかけに、年に2回程度のペースで開催していきたいと考えます。どうか、今後ともよろしくお願いいたします。
 例会の様子 例会の参加者 栢木先生


 茨木養護学校様のご協力のもと、LAN構築講座なるものを以下の要領で行います。皆様ふるってご参加ください。参加を希望される方は、下の申し込み用紙をコピーして頂き、事務局
sugino@mediafusion.co.jp)までメールにてお申込み下さい。
多くの方の参加をお待ちしております。
《LAN構築講座について》
1.日時 10月30日(土)14時から17時
2.場所 大阪府立茨木養護学校
(参加される方には後日地図、道順をお送りいたします)
3.内容 ・LANの基本的知識(講義)
  ・LAN構築実習
ストレートケーブル、クロスケーブルの作成とこれを用いたLAN接続
4.持ち物 上履き
5.その他 お手伝いして下さる方も同時に募集しております。
SOJ事務局では頼りないと思われる方、ぜひお手伝い下さい。
********************************************
 子どもたちを世界とつなぐプロジェクト
 スクールズオンライン・ジャパン事務局
 杉野由布子
<sugino@mediafusion.co.jp>
 尼崎リサーチインキュベーションセンター内
 TEL:06-6415-2561 FAX:06-6415-2556

 http://www.mediafusion.co.jp/school/


当日の様子から
茨木養護学校浜田校長 スクールズオンライン・ジャパン代表榊原さん 茨木養護学校大峠/山本さんら  ケーブルづくり "そうわ問屋がおろしまへん"  

茨木養護の状況
 山本一寿 大阪府立茨木養護学校 alps@geocities.co.jp
 茨木養護には9月30日に専用線の工事が終わりました。2時30分頃に、つながっていることを業者の人と確認して、引き渡しとなりました。そのあと、ファイヤーウオールやプロキシの設定をしたコンピュータをあらかじめ用意していたので、4時頃には校内のLANと接続できました。コンピュータ室だけでなく小学部のパソコン室からも利用できるようになりました。本当はすぐつながる予定でしたが、ルーターとファイヤーウオールとつなぐケーブルがクロスとは気づかなくて戸惑ったため、放課後になってしまいました。
 今まで電話代を気にしながら使っていたので、今は転送速度も速く快適に使っています。ただ、僕の方はサーバー用のコンピュータでいろいろなサーバーソフトや設定を試しているので、実際にホームページを見たりメールを書いたりする時間は、かえって減ってしまった状態です。教職員のノートパソコンから何時でもつなげるようにしたり、Webキャシュサーバーを利用してより快適にインターネットにアクセスできるように工夫しています。
 授業でもブラウザの使い方や検索やり方などに、使っています。また、秋の遠足に行く場所について、施設の様子や行事などホームページで調べたりしています。もう少し時間に余裕があれば、生徒とインターネットを利用していろいろな取り組みをしたいと思っていますが。現在はコンピュータの台数の確保や業者への問い合わせ、どのようなサーバーを立ちあげるかなどで、手一杯です。


 西谷 淳 兵庫教育大学大学院 a-nishi@jungle.or.jp
 北海道で開催された日本LD学会について報告します。LD学会に参加するのは3回目ですが、今回も、内容的に充実した学会でした。この学会の特徴は保護者と小学校・中学校など現職教員の参加が大変多いことです。保護者はたくさん参加されているだけでなく、積極的に発言されます。また、親の会のポスター発表は全国からなされていて数が多くなっています。山口薫先生と上野一彦先生の二人の講演の時に保護者の方が何人も堂々と質問したり意見を述べたりしていました。感心すると同時に、真剣な気持ちが伝わってきて気の引き締まる思いがしました。
 7月2日に文部省からLDについての定義と取り組みの方向が明らかにされましたが、その中心的な役割を果たした山口先生と上野先生の解説ということで、夜の9時前まで会が盛り上がりました。今回の学会の焦点は、通常学級での先生をどう支援するのかということでした。アメリカではIEPの法律が1997年に改正されて、通常学級の先生もLDの子どもについてIEPを作成しなければなりません。その具体的な項目についてシャロン先生から講議がありました。また、山口薫先生が、日本の障害児教育の将来の姿を話されましたが興味深いものでした。その主な内容は、
1.すべての子どもを小学校・中学校の通常学級の在籍とする。
2.障害のある子どもに対して通常学級で特別の支援を行う。
3. 2で支援が不十分な場合は子どもは通級指導教室での指導を受ける。
4. 3で支援が不十分な場合には子どもは特殊学級での指導を受ける。
5. 4で支援が不十分な場合には子どもは養護学校の先生に指導を受ける。養護学校は地域の障害児教育センターとする。特殊学級の先生は必要に応じて、養護学校の先生から指導を受ける。この場合も子どもの籍は地域の小学校・中学校の通常学級に置く。というものでした。
 これは、アメリカのLRE(もっとも制約の少ない環境を目指す)インクルージョンの制度に近いものです。もっとも日本でも実質的には近い現状もあります。しかし、違いも大きくあり、これから「籍」の問題が大きく議論される必要があるかなと感じました。
 3日目はソーシャルスキルと就労の研修会に参加しました。就労に関して、マクドナルドはアメリカでもっとも障害者を多く雇用している企業で、TVのマクドのコマーシャルにダウン症の人が店員さんとして出演しています。これによって企業イメージがアップしているということです。日本の社会も、TV業界もはやくそういう方向に変化してくれたらと思います。アメリカではジョブコーチは必ず課題分析を用いています。課題分析の手法はアメリカでは現実に広く使われていて、日本でも就労の指導や学校の授業でも役立つものだと感じました。


 丹羽 登 茨木養護学校(兵庫教育大学大学院) nobchan.niwa@nifty.ne.jp

 報告、ありがとうございます。読みながら思ったことを書かせていただきます。
西谷:
北海道で開催された日本LD学会について報告します。アメリカではIEPの法律が1997年に改正されて、通常学級の先生もLDの子どもについてIEPを作成しなければなりません。
丹羽:
通常学級の先生方は大変ですね。インクルージョンが進むと、通常学級の先生方が全ての障害児のIEPを作るのですか?
西谷:
5.4で支援が不十分な場合には子どもは養護学校の先生に指導を受ける。養護学校は地域の障害児教育センターとする。特殊学級の先生は必要に応じて、養護学校の先生から指導を受ける。この場合も子どもの籍は地域の小学校・中学校の通常学級に置く。というものでした。
丹羽:
ここには、2つの問題点がありそうですね。1つは養護学校の先生方で、指導できるほど専門的な先生は少ないという点と、2つめは養護学校に籍がないということは、養護学校自体に教員枠がなく、予算もつかないという現状をどうしていくのかということです。何か方法を考えているのだと思うのですが、そこら辺についてなにか案が出ていましたか?


 丹羽 登 茨木養護学校(兵庫教育大学大学院) nobchan.niwa@nifty.ne.jp

 私の近況ですが、情報処理の試験の方はさんざんでした。しかし、「2001年未来基金」の方では、色々な方が声をかけてくださり、案を出してくれました。例えば、今のMAPを製作後、2002年のワールドサッカーに向けて、共同開催する韓国と実施される都市の「障害者から見たMAP」を作り、その後大阪で発祥した電動車椅子サッカーの試合を行うというのはどうですかということなどメディア関係者から話がありました。なかなかおもしろいプランです。
 また、郵政省の制度係長からは、障害者自身が周りのことを調べ報告していくことが障害者の自立に繋がり、就労へと発展していけるような取り組みにして欲しいということで、色々と協力できるところがあればいって欲しいと、わざわざやってきて話して行かれました。
 おもしろいプランというと、Web を利用して行っている・・・クエスト(アジアクエストとかシルクロードクエストなど)についての話が出たときに、今度の沖縄サミットに合わせて、沖縄クエストを実施しようと計画しているという話がありました。当然これは日本語版ですが、これに文部省も後援をされるようです。結構こまめに寄付を募ったり、文部省や郵政省などへにも足繁く通われているようで、一般企業の方々のバイタリティーには負ける思いです。教師がのほほんとしていると笑われるなと思いながら帰ってきました。
 報告会全体としては、100校プロジェクトやこねっとでやっておられたところが多く、テレビ会議システムに関する事が多かった感じです。確かに始めての子どもたちにはおもしろいかもしれませんが、私にはもう一つというのが、正直な感想です。私ならば授業で使うよりも、昼休みに「こども放送局」を作って、輪番制で放送局の学校を変えるような取り組みをした方が、おもしろいけどなと思いながら見ていました。以上簡単に報告させていただきます。


 奥山 敬  都立大泉養護学校 KHA00043@nifty.ne.jp
 長年通った村山養護に別れを告げて、4月から同じ肢体不自由校の大泉養護で高等部の担任をしています。前任校の村山養護は医療的ケアにおいては先進的な役割を果たしており、私自身、医療的ケアという側面から子どもたちや家族の生活を支援できることに大きな喜びを感じていました。で、大泉養護にきて、やけにいろんな人に医療的ケアのことを聞かれるなと思っていたら、大泉は「まだ」産みの苦しみの時代にいました。
 「病院が隣接していないから難しい」とか「(医療的ケアが必要な子どもは)原則は訪問なんだから」というような声があり、そういえば村山でもそういう時代があったなと思い出されました。
 しかし、いったん「医療的ケアという側面から支援できる幸せ」を知ってしまった身としては、やはり発言せずにはいられなくなってしまいました。結果、出る釘は打たれたり、体重は変わりませんが身も細る想いです。ちなみに、前任校で医療的ケアについて、私が特に発言するということは希でした。多くの方のご苦労の賜として敷かれたレールに乗っていればよかったからです。
 先日、「医療と教育研究会」の今年度の研究集録を読んでいて、このメーリングリストで「AACと医療的ケアがキーワード」と自己紹介をされていた大石恒子さんの論文を、うなずきうなずきして読みました。この研究集録の中で、東京都の救急体制整備事業の指導医をされているドクターが次にようなことを書かれていて、またまた励まされました。
 以下抜粋 >文部省による「平成10-11年度特殊教育における福祉・医療との連携に関する実践的研究要項(平成10年6月)」は、条件付きではあるが、学校において、医療的ケアを、看護婦資格がある者が行うこと、および看護婦資格のない教師が行うことを是認している。この要項は、厚生省との協議、厚生省の了解の上で、作成・発表されたものであり、したがって厚生省の態度表明でもある。もはや、「学校で医療的ケアを行うことは法律で禁止されているし、厚生省や文部省からも認められていない」という論議に拘泥する必要はなく、如何に、安全に、確実に、また、特定の人への過剰負担がなく、必要な医療的ケアが行えるようにしていけるかを堂々と検討していく段階となっている。(抜粋終了)
 現任校の医療的ケアの実施要項が、依然「学校で医療的ケアを行うことは法律で禁止されているし」を前提としている書き方をしているので反撃の材料(笑)を見つけて嬉しくなって、キーボードを叩いた次第です。


 丹羽 登 茨木養護学校(兵庫教育大学大学院) nobchan.niwa@nifty.ne.jp
 Web関連技術の標準化団体World Wide Web Consortium(W3C)は5月5日,身体障害者などにも配慮したWebの標準規格「Web Content Accessibility Guidelines 1.0」を発表した。Web上の音声やグラフィックスなどについて,別の表現方法も用意することなどを求めるもの。Webサイト管理者やWeb構築ツールベンダーなどに対し採用を呼びかける。
 標準規格は,Priority 1〜3の3段階に分けられている。「Priority 1」は必ず守らなくてはならない(must)内容で,音声や画像,アプレットなどで表現する情報について,テキストによる表現も用意することなどを求めている。「Priority 2」は守るべき(should)内容で,色覚障害者などがWebサイトを見ても,その内容が確実に伝わるようなデザインなどを規定している。
 守ることが望ましい(may)とする「Priority 3」は,携帯端末などパソコン上のWWWブラウザーに比べて機能の劣るブラウザーを使うユーザーにも,Webサイト上の情報を利用可能にするためのもので,身障者だけでなく健常者のユーザーも対象だ。具体的には,表には要約を付けることや,クリッカブルマップにはテキストのハイパーリンクも用意することなどを指示している。
 その上で,Priority 1をすべて満たすサイトにはこのガイドラインの「A」,1と2を満たすサイトには「ダブルA」,1〜3すべて満たすサイトには「トリプルA」というレベルを付与するとしている。
(松尾 康徳=シリコンバレー支局)
--------------------------------
また、これらをチェックするIBM社のi-checker は
http://www.ibm.co.jp/accessibility/i-checker/index.htmlに出ています。


 中島康明 大阪府立盲学校 nakashima@osakapref-sb.ed.jp
 中島@大阪府立盲学校です。とってもいい本見つけました。教科書としても使えそうです。ぜひご覧ください。必読書だと思います。この本の題名は『学校で教わっていない人のためのインターネット講座:ネットワークリテラシーを身につける』で著者と発行所はそれぞれ有賀妙子・吉田智子著、北大路書房です。
 「私はこの一冊でたいへん賢くなった気がした。これまで独学でやってきたことに,自信をつけてもらった。そして,新しいこともいっぱい学んだ。」(水上勉氏 推薦文より)
「ただ操作を知るのではなく,まずはその本質を学んでおけば,使うコンピュータの機種やアプリケーションの種類が変わっても,自らの力で使っていけると考える」「インターネットを使うためのハードウェアやソフトウェアの設定方法や,操作方法の解説書ではありません。道具を揃えるのは簡単ですし,操作を覚えるのもそう難しくありません。より重要なのは,それを活用する技術や作法を身につけることです。それを知ることは,インターネットを道具として手に入れたあなたの使命でもありま
す。」(定価1800+税)
 http://www.tomo.gr.jp/Internet/


社会人特別選抜で東北大学へ
 曽根秀樹 仙台第一中学校 YQN03303@nifty.ne.jp 
 ご無沙汰しています。東北大学の博士課程(社会人特別選抜)ですが,10月6日に受験し,10月20日,発表でした。昨晩,おそるおそる発表を見に行きました。めでたく合格し,ホッとしています。いろいろ先生方にはご心配やお手数をお掛けしました。来年度から働きながら院生として,頑張って行きたいと思います。今後ともよろしくご指導をお願いします。
 sohideki@daiichi-jhs.sendai-c.ed.jp

学長裁量経費を
 三牧紀代美 大阪教育大学教育学部附属養護学校 mimakik@cc.osaka-kyoiku.ac.jp
 夏休み本校の学長裁量費、企画応募の際、提出文章を添削していただきありがとうございました。おかげさまで、190万円の予算をいただけることになりました。これから4月までに、ネットワーク上の掲示板をつくるなど技術的な課題ができたわけですが、なんとか頑張りたいとおもいます。
ありがとうございました。

筋ジスの治療に成功のニュース
 山平喜一郎 明石市
 k-yamahr@psn.ne.jp
 インターネットで日経ニュースを読んでいますと「筋ジスの治療に成功」という記事がありました。「筋ジスに侵された筋肉を元の状態に戻すのに成功した」というもので、アメリカのワシントンにある小児医学センターが人間遺伝学会で発表したものです。ただし動物実験での話で、「人間の患者への応用を計画中」とのことでした。遺伝子工学を用いての難病の治療ということで、非常に興味を持ちました。
 難病の多くはDNAの並び方の異常や損傷と考えられるからです。DNAこそまさに生物の設計図であり、その構造は大腸菌から人間まで共通ですから、ほ乳類での実験に成功したのであれば、人間での成功も近いでしょう。筋ジスで成功したのであれば他の難病(例えば脊髄小脳変成症やALS等)でも異常箇所が解れば同様の治療法で成功する可能性が高いと思います。多いに希望の持てるニュースです。

「働く障害者フォトコンテスト」
 梶 正義 兵庫県立のじぎく養護学校 BYH16227@nifty.ne.jp
 先日 お世話になりました「働く障害者フォトコンテスト」の審査結果がきました。作品名「在宅就労」で日本障害者雇用促進協会会長賞特別賞と言うのを受賞しました。これも、この会報の編集者の宮野さんらのお陰です。ありがとうございました。なお、この賞は賞状のみで、賞金はありません・・・・・残念!作品をJPGEでとりあえず送らせていただきます。詳細はわかり次第報告させていただきます

以上です。来月号もお楽しみに。