障害者とコンピュータ利用教育研究会

1998年5月会報 NO. 94 Mac Education Society(MES)

編集 岩井宏氏、渡部親司、村川佳子

PDF版の会報(258K)はこちらです。お読みになるにはAcrobatReader日本語版が必要です。

MES
ホームページ
1998年
4月号
1998年
3月号
1998年
2月号
1998年
1月号

成田研究室

 

〒673-14 兵庫県加東郡社町山国2007
  兵庫教育大学 学校教育研究センター
  narias@ceser.hyogo-u.ac.jp
  Fax 0795-40-2203

■ 目次 ■

第94回関西例会のお知らせ

カナダ、アメリカ合衆国の公立学校での研修

兵庫県のインターネット利用のガイドライン その一

障害を持つ人のためのコミュニケーション機器

市販教材の紹介

自作教材の紹介

話題 注意欠陥多動症候群(ADHD)

皆さんからのお便り

事務局から

■第94回関西例会のお知らせ

○日時: 5月30日(土)午後2時〜5時 懇談会も予定しています。
○会場: 兵庫教育大学学校教育研究センター
 〒673-1421 兵庫県加東郡社町山国2007 電話 0795-40-2205
○担当: 渡部、岩井、成田、大杉 
○プログラム:
   各種サーバーの設定の実習
 入力補助ソフト「Discover」(Don Johnson社)の紹介
 市販教材の紹介
 兵庫県立教育研修所 最新ネットワークシステムの見学
 その他
  ◎交通:地下鉄やJRはありません。中国道ハイウエイがあります。

○中国道ハイウエイバスの方
新大阪駅前から神姫バスハイウエイバスに乗り約1時間で「社パーキング」に着きます。そこから080-57-48860か40-2205をかけるとTaxi Narita車が迎えにいきます。

○中国道ハイウエイ車の方
「滝野社インター」で降り、社市内に向かいます。「社町赤岸」交差点を左折し社郵便局の前をとおり、200m先の「嬉野口」T字路交差点を左折し、400mで兵庫県教育研修所を右手にみて直進します。右角にNewComというコンビニがあります。その角を右に入るとセンターがあります。

○国道372の姫路方面からの方
JUSCOを右手に見て社警察署の前を直進し、「社」交差点で右手のガソリンスタンド見ながら右折します。次の信号のある「松尾」交差点を左折し右手に銀ビルというスーパーをみて直進します。次の「嬉野口」T字路交差点を右折し兵教大に向かいます。

○国道175の明石方面からの方
「社市街」の標識がある交差点を右折します。右側に平池公園をみながら市内に入り、「松尾」交差点を右折します。そこから400m先にある「嬉野口」T字路交差点を右折し、400mで兵庫県教育研修所を右手に、左手に社高校の正門があります。そこを右折しますとセンターがあります。

■カナダ、アメリカ合衆国の公立学校での研修

第5回カナダ/アメリカ合衆国の教育情報ネットワークと障害児教育の研修案内
第5回カナダ/アメリカ合衆国の教育情報ネットワークと障害児教育の研修アルバム

吉富一樹 熊本大学  yosidomi@mama.educ.kumamoto-u.ac.jp

 今回訪問した学校では,すべてMacintoshを使ってました。K-12の学校では,カナダは100%近く,アメリカも60%以上,オ−ストラリアやニュージーランドも100%近くがMacintoshです。古いものはIICX(1989年製/吉冨が初めて買い,今も小天小で子どもが使っている)から、ボリュームゾーンも熊本市立小天小学校の児童用メインマシンである90-94年製のLCからLC520でした。学校によっては,新しいものもありました。

 いろんなマシンが混ざっているのが印象的でした。OSは7.5で,子どもたちが使うに十分でした。もちろん,すべてイーサネットでつながってます。89年製のIICXでさえ使っています。どの学校もT1!!/1500Kbpsとは驚きでした。サーバは91年製のクアドラ900程度です。いまさらながらMacintoshの先進性に感心します。ただし,先生用はPowerMacでした。やっぱり仕事には早いマシンが重要です。児童用に新しいものが買えないのではなく,古いものも実用に耐えるということです。
 カナダのトロント大学オンタリオ教育研究所とその附属学校では,CSILEについて学ぶことができました。佐伯胖著/新コンピュータと教育/岩波新書/630円+税/P178に載ってます。マックのソフトとして発売されているそうです。小学生から互いの議論をネット上で進めています。しかも,データベースとなることを子供が意識しながら。特に素晴らしいのは,思考の流れがビジュアルに見えることです。アウトラインプロセッサのインスピレーションとファーストクラスがくっついたようなソフトです。

 ワシントンDCでは,日本で言う文部省にあたる教育省のレイ・マイナーズさんにいくつかの学校を案内していただきました。Hylton高校では,5人のグループで1つのテーマについてwebの情報を元に,エクセルなどを使って解析し,まとめたことをもとにディスカッションしていました。また,ビデオをムービーに落としパワーポイントでプレゼンを作っていました。Think QuestプロジェクトやG.L.O.B.Eプロジェクトへ参加参加するなど,先進的な学校でした。

 Virginia州にあるLeesylvania小学校では,視覚障害をもつ児童のために専用のマシンを使って,点字に翻訳して,授業を行っていた。どこの学校でもそうだが,障害をもつものも一緒の学級にいた。そして,障害を持つ子どもを助けるための専任の教師が常駐しています。

 同じくVirginia州のMantua小学校ではE-mateプロジェクトをやってました。全米でノートコンピュータを使ったプロジェクトが100以上あるそうですが,そのうち3つほどの小学校がE-mateを使っているそうです。すべての5年生の子供たちがE-mateをもって学習を進めています。家に持ちかえり親のコンピュータを使ってWebから得たデータを使って宿題をしてます。壊れにくいのがいいですね。まるでナレッジナビゲータのプロモーションビデオそのままでした。子供たちは互いにIRを使ってデータをやりとりし,発表を行っていました。吉冨が理想とする授業形態にとても近いものです。

 ソフトとしてのCSILE,ハードとしてのE-mate,教室環境としてのバックプロジェクタ,、無線ネット,後は討論の授業ができる教師がそろえば完璧です。21世紀は目の前であることを実感しました。

 今回の研修を通して,これからの5年の目標がみえました。CANの次にくるもの討論の授業を支援するコンピュータネットワークシステムの構築です。「知の共有」を支援するためのコンピュータ、「コミュニケーションアンプリファイア」としてのコンピュータを追求したいもいのです。でもそれはもうすぐです。ぜひ,日本でもNEW E-mateプロジェクトをやりましょうNEW E-mate日本語版の発売にあわせて。

http://www.educ.kumamoto-u.ac.jp/~yosidomi/info/98.03.ca.us./us.canada98album/us.canada98.html  


チャータースクールを調べて その1

 渡部親司 島根県立松江養護学校 m97332h@students.hyogo-u.ac.jp

 アメリカ連邦教育省障害児教育局主任視学官であるレイマイヤーさんとチャータースクールといわれる契約学校を調べました。まず教育省内の教育資料室を教えてもらい、マイクロフィルムに収められていた資料を何部かコピーしました。それからマイヤーズさんと一緒ワシントンDCにあるチャータースクールを訪問しました。残念ながらビデオの撮影は基本的に禁止でしたので、あまりビデオは撮れませんでしたが、インタビュー及び教室等の見学と音声の録音はできました。  最初に訪れたチャータースクールはなんと、子ども博物館の中にスクールがありました。もともと子ども博物館だったところにLD児やED児など学校をドロップアウトした子どもを集めて教育を行っていました。そして、博物館を訪れた人々からお金を集めて学校運営の資金に充てるという、日本ではとても考えられない方法で学校を経営しています。

 次に訪れたチャータースクールは、中学校の中に余った教室を間借りしているという学校で、1、2階が公立学校で3階にチャータースクールがありました。このスクールの対象は3歳から5歳までの幼児で、アートを中心としながら読みや書き及び独自の発想の知識体系(としか言いようがない・・・)に基づいた教育を行っていました。

 詳しい内容につきましては、後日まとめたいと思います。とにかく2校ともユニークな学校でした。インタビューでは、レスポンシビリティーあるいはアカウンタビリティーという単語が何度かでてきました。これは教育に対する責任あるいは結果に対する責任と訳すことができるかと思います。成田先生にも以前教えてもらいましたが、チャータースクールに関してはこの点が一つのキーワードになります。

 日本の特殊教育あるいは小・中・高においてもだれが、どのようなかたちで教育に対する結果責任を持つのかもっと明確にしていく必要があるような気がしました。また、現在の日本の教育制度では考えられない教育経営の方法をアメリカではとっています。より保護者や子どもの教育ニーズに応えていくという意味では、学ぶべき点が多いかとも思いました。近い内に、各学校でもらった学校の概要テキストの翻訳、インタビュー及び見学の様子の記録をウエッブにあげたいと思います。その許可は得てきました。

■兵庫県のインターネット利用のガイドライン その一

平成9年度インターネット利用推進協力者会議
兵庫県立教育研修所

以下のガイドラインは、兵庫県の「インターネット利用推進協力者会議」が作成したものです。兵庫県の公立学校がインターネットを使った適切な教育をするうえで、児童生徒や教師が守るべきエチケットなどか定められています。今月号から3回にわたってそれを掲載します。掲載の許諾はいただいております。(成田)

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はじめに
インターネットは世界中にはりめぐらされたコミュニケーションのネットワークです。そこでは人と人との交流、新たな価値の創造と伝達が時間と距離の制約を受けずに行われます。また、誰もが簡単に参加することができ、いわばインターネット社会と呼べる新たな社会を形成しています。

インターネット上にはあらゆる資料、解説、ニュース、教材などの情報が公開されています。うまく活用すればすばらしい教育資源となることでしょう。

さらに、インターネットを児童生徒の主体的な学習に利用したり、開かれた学校づくりに役立てている学校も増えつつあります。

ところで、インターネット社会は一般社会の一部分ですから、様々な問題点も潜んでいます。それを克服するためにはインターネット社会におけるルールやマナーを身につけることが不可欠です。もちろん一般社会のルールやマナーが基本となりますが、インターネットのしくみに基づく特有のルールや、技術的な制約に基づくマナーなど、知っておかなければならないこともあります。

インターネットを学校で利用するに当たっては、特に、児童生徒の個人情報など外部に漏れては困る様々な教育情報を守るために適切な管理運用体制を作ることが必要です。また、教育上有害な情報から児童生徒を守るための手だてを講じる必要もあります。

インターネットのしくみをよく理解し、その役立つ面をうまく引き出して、教育に活用していただきたいと念願しております。

なお、このガイドラインは、兵庫県教育委員会が指定を受けた、文部省の「平成9・10年度インターネット利用実践研究地域指定事業」において、平成9年度インターネット利用推進協力者会議が作成したものです。

   委員長  成田 滋  兵庫教育大学  平成10年3月


●目 次

            ガイドラインの利用法
            1 児童編
                (1)電子メールについて
                (2)ホームページについて
            2 生徒編   

(1)電子メールについて (2)ホームページについて 3 教職員編 (1)電子メールについて (2)ホームページについて 4 管理運営者編 (1)管理運営規程について (2)全般的な運営について (3)電子メールについて (4)ホームページについて 5 FAQ 6 用語集

●ガイドラインの利用法
このガイドラインは、教育へのインターネットの利用についてまとめたものです。
本書を参考にして、各学校の実状に応じた利用規程や管理運用マニュアルなどを作成し、インターネットが教育に有効に活用できるような体制を作っていただきたいと思います。

    このガイドラインは、

1 児童編(電子メール、ホームページ) 2 生徒編(電子メール、ホームページ) 3 教職員編(電子メール、ホームページ) 4 管理運営者編 5 FAQ(よく尋ねられる質問) 6 用語集

の6部構成となっております。

 児童編と生徒編は、内容的に同じものが多数含まれていますが、小学校児童(主に高学年)と中学校・高等学校生徒の発達段階の違いに応じて表現や内容を変えています。

教職員編は、教師が児童生徒に指導するときのマニュアルとして使うことを想定しています。各項目はそれぞれ児童編、生徒編に対応するように配列されており、 それらを補完する内容になっています。

管理運営者編は、各学校における管理職や情報教育担当者など、インターネット利用の責任者を対象にしています。管理体制や技術的事項などについて踏み込んだ内容になっています。

FAQはインターネットを利用する際に実際に直面するような事例について具体的に説明しています。また、今後寄せられる御質問等をもとに、県立教育研修所のホームページ上で項目を追加していく予定です。

用語集は、初めての人にとってわかりにくいと思われる専門用語を説明しています。なお、本文中で○○○(2)などとあるのは、用語集の番号を表しています。

また、(Q2参照)などは、FAQの対応部分Q2を参照して下さい。
ご意見、ご質問をお待ちしております。

                 兵庫県立教育研修所
                 〒673-1421     加東郡社町山国2006-107
             TEL             0795-42-3100(代表)
                     FAX             0795-42-5393
                     ホームページ     http://www.hyogo-edu.yashiro.hyogo.jp/
					 電子メール   webmaster@hyogo-edu.yashiro.hyogo.jp

1 児 童 編

(1) 電子メールについて


1-1-1 電子メールとは
電子メール(これから後はメールと書きます)は、インターネット上で言葉をやりとりする道具です。手紙よりも速く相手にとどけることができ、電話とちがって、相手がいない時でも伝えることができる便利なものです。


1-1-2 メールでのふれあい
メールでは、人と人とのふれあいを大切にしましょう。コンピュータの向こうには人がいることをいつも考えながら心のこもったメールを送り、友だちの輪を広げましょう。


1-1-3 内容を正しく伝える
メールを出すときは、内容が正しく伝わるように文章に気をつけましょう。


1-1-4 人権を大切に
メールで悪口など人の心をきずつけること、うそやデマなど人をこま困らせることを書いてはいけません。自分がこま困ることは、ほかの人もこま困るはずです。


1-1-5 のぞかれるメール
メールは手紙よりハガキにに似ており、送っているとちゅう途中でだれかに見られるかもしれません。見られてこま困るメールは送らないようにしましょう。


1-1-6 個人情報について
メールで友だちなどの住所や電話番号などの個人情報をかってに送ってはいけません。友だちなどに大きな迷惑がかかることがあります。そのような場合は、ほんにん本人や保護者の許可をもらいましょう。


1-1-7 メールでの買い物
学習活動でメールを利用して品物を買ったり、お金のいるソフトを利用するときはかならず先生や保護者の許可をもらいましょう。かってに利用して、後で高いお金をしはらうことになる場合もあります。


1-1-8 使ってはいけない文字
メールには半角のカタカナを使わないようにしましょう。文章が相手に正しく伝わらないことがあります。


1-1-9 タイトルはかんたんに
メールが相手に読んでもらえるよう、わかりやすいタイトルをつけましょう。また、20文字以内でかんたんに書きましょう。


1-1-10本文の書き出しと終わり
ほんぶん本文のはじめは「○○学校の××です。」と、自分の名前から書き出しましょう。また、終わりには、自分のメールアドレス(あて名)を書きましょう。


1-1-11 読みやすい文章に
文章はわかりやすくかんたんに書きましょう。1行の文字数は38文字ぐらいにし、だんらくの終わりでは1行あけるなど、読みやすい文章にしましょう。


1-1-12 迷惑メール
メールに長い文章を書いたり、大きな写真をはりつけないようにしましょう。また、一人の相手にたくさんのメールを送らないようにしましょう。相手のメールボックス(郵便受けのようなもの)があふれて、新しいメールがとど届かなくなることがあります。


1-1-13 あて名は正しく
相手のあて名(メールアドレス)には十分注意しましょう。書きまちがうと、大切なメールがちがう人にとど届いたり、まいごになってしまうことがあります。


1-1-14  かくにん確認メール
メールをくれた相手にすぐに返事が書けない場合は、「メールをうけ取りました。」というかくにん確認のメールを送りましょう。メールはとど届かないこともあるので、メールを送った人はとど届いたかどうか気になるものです。


1-1-15  メールでのさそい
メールで知らない人にどこかで会うようにさそわれても、会う約束をしてはいけません。そのような場合はかならず先生や保護者に相談しましょう。


1-1-16  チェーンメール
「このメールをできるだけ多くの人に送ってください...」というようなメールをチェーンメールといいます。チェーンメールは絶対に送ってはいけません。ぜんい善意のものでも多くの人に迷惑をかけることがあります。そのようなメールをうけ取ったときは、先生や保護者に相談しましょう。


1-1-17  あやしいメール
メールはさしだしにん差出人をたし確かめてから開きましょう。だれから来たのかわからないメールは開かないようにしましょう。コンピュータに入ってきて中をこわすコンピュータウイルスが入っていることがあります。


1-1-18  まちがいメール
メールアドレスは書きまちがいやすいものです。まちがえてメールを送ってきた人をせめないようにしましょう。また、すぐに送り返してあげましょう。


1-1-19  メーリングリストへの参加
メーリングリスト(同じきょうみをもつ人たちがメールでやりとりするグループ)に参加する場合は、そのグループの目的をよく調べ、先生の許可をもらって参加しましょう。


1-1-20  話題にあわせる
メーリングリストにメールを送る場合、これまでのグループの話題を十分に知った上で、話題にかんけいしたメールを送りましょう。


1-1-21  送るときのマナー
一人の人あてのメールをメーリングリストに送ってはいけません。グループ全員に送ることが必要なメールだけを送りましょう。


1-1-22 新しいメールのチェック
自分あてに新しいメールがとど届いていないか毎日チェックしましょう。急ぎのメールが来ているかも知れません。また、ほうっておくとメールボックスがあふれて新しいメールがうけ取れなくなるかもしれません。


1-1-23 メールは一人一人のもの
他の人に来たメールをかってに読んだり、他の人のメールアドレスを使ってメールを送ったりしてはいけません。メールアドレスは一人一人のものです。


1-1-24 パスワードは大切に
パスワードは、メールのやりとりをする時に必要な自分だけの合い言葉です。他の人に絶対おしえてはいけません。


1-1-25 パスワードの管理
パスワードは他の人にわかりにくいものにしましょう。また、知られることのないようにときどきパスワードを変えましょう。

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(2) ホームページについて


1-2-1 インターネットの活用
かんきょう問題や福祉問題など、いろいろな問題について、専門家の意見を調べたり、情報をあつめるなど、インターネットをどんどん活用しましょう。


1-2-2 作品のかんしょう鑑賞
ホームページにのせられているいろいろな芸術作品や友だちの作品などをかんしょう鑑賞しましょう。


1-2-3 むだなく調べる
ホームページを見るときは、どんなホームページを見るのか、何を調べたいのかなど、はっきりした目的をもって、時間をむだにしないようにしましょう。


1-2-4 作った人のみ身になる
ホームページを作った人のつた伝えたい気持ちや、作るときのくろう苦労を心に思いうかべながら見るようにしましょう。


1-2-5 ふれあいの輪
他の学校のホームページを見たら、感想や質問のメールを送るなどして、学校どうしでふれあいの輪を広げましょう。


1-2-6 ホームページの整理
さんこう参考になるホームページを見つけたら、どこだったのかわからなくなる前に「ブックマーク」や「お気に入り」(本のしおりのようにすぐにそのホームページを見ることができる)に記録しておきましょう。


1-2-7 悪いホームページへのたいしょ対処
ホームページは役に立つものばかりではありません。人をふゆかい不愉快にしたり、子どもにとって悪いものもあります。そのようなホームページに出会ったら、すぐに見るのをやめましょう。


1-2-8 情報のダウンロード
ホームページにのっている情報をダウンロード(自分のコンピュータに取り出すこと)したいばあい場合には必ず先生に相談しましょう。お金がいるものや、コンピュータウイルス(コンピュータに入ってきて、コンピュータをこわすプログラム)をふくんでいるものがあります。


1-2-9  目的のはっきりしたホームページ作り
ホームーページにのせる文章や作品を作るときは、どんな人にどんなないよう内容を伝えたいのかをよく考えて作りましょう。


1-2-10 よいホームページ作り
自分たちのホームページをはじめて見る人もいます。文章などに気をつけ、見る人が気持ちよく見ることのできるホームページにしましょう。


1-2-11  人権を大切に
ホームページに、悪口など人をきずつけること、うそやデマなど人をこま困らせることを書いてはいけません。自分がふゆかい不愉快に思うことは他の人も同じように思うはずです。


1-2-12  個人情報の保護
ホームページに友だちなどの氏名や住所、電話番号などの個人情報をかってにのせてはいけません。大きな迷惑がかかることがあります。


1-2-13  作者名など
ホームページにのせる作品や写真などの作者名には氏名を使わないようにしましょう。イニシャルにするなど、小文字のアルファベットで工夫しましょう。


1-2-14  顔写真など
ホームページに友だちなどのかおしゃしん顔写真をのせてはいけません。どうしてものせたい場合は先生に相談し、本人や保護者の許可をもらいましょう。また、のせるときはなるべくだれ誰であるかわかりにくい写真や、大ぜいで写っている写真を使いましょう。


1-2-15  本などのコピー
ホームページにのせる資料は、自分たちが作ったり調べたりしたものを使いましょう。本などをコピーしたものをかってにのせてはいけません。どうしてものせたいときは、先生に相談し、作者にたのみましょう。


1-2-16  キャラクター
ホームページにアニメキャラクターなどのコピーや、自分でまねて書いたものなどをのせてはいけません。どうしてものせたいときは、先生に相談し、作者の許可をもらいましょう。


1-2-17  写真の大きさ
ホームページに大きな写真をはりつけると、画面に表示されるまでに時間がかかり、相手が見るのをやめてしまうことがあります。写真は小さなサイズのものにしましょう。


1-2-18 困ったことがおきたら
インターネットを利用していて、困ったことがおきたら、自分で解決しようとせずに、かならず先生や保護者に相談しましょう。

・来月号の会報では、「児童編(2)ホームページについて」を取り上げます。(編集者)

■障害を持つ人のためのコミュニケーション機器

--人と人との架け橋としてのAAC--
横浜市総合リハビリテーションセンター 畠山卓朗

私は、最初は人とかかわるのが苦手だったのでロボットを作る仕事をしていましたが,今はコミュニケーションにかかわる仕事をしています。やはりどこかでそういうような欲求があったんだろうと思います。

1.背景
・横浜市における訪問サービス(VTRを使って) ・テクニカルエイドとは: 例えば,スポーツを楽しむ。障害者スキー,結構危険なこともあります。

電動車椅子ですが、生まれてはじめて電動車椅子に乗る場合は危ないことも多いです。。しかし,工夫すれば乗ることができます。ここのリハビリテーションセンターでは、10名のスタッフで,年間500から600の個別相談にのっています。住宅改造の問題・移動機器・シーティング・コミュニケーション機器・環境制御装置・スポーツとレクレーションの6つのテーマがあります。ここではコミュニケーション機器に絞って話をします。

2.コミュニケーション機器
ピーング。ピンギッシュという言葉があります。粘土で作ったアニメーション。ホームページ・ファンクラブもあります。ピンギッシュ,子どもにはよく伝わります。トータルな形で伝わることが大事。必ずしも言葉でなくてもいいのです。最近,AACという考え方があります。AACを知ってから,この世界に入ったのではなく,実際に障害を持った人達と出会ってAACを教えて頂いたと思っています。

インターフェイスとは,人と人との橋渡しといわれます。障害を持っている人も,インターフェイスは難しい場合があります。発信側の問題というよりも,受信側に問題があることも多いのです。メッセージボードを使う場合もあります。生活場面に応じて如何に上手く使い分けるかが大事なことです。透明のアクリル板の中央にあけられた穴を通して、相手の視線を読みとり,コミュニケートする方法があります。それをアイコンタクトと呼びます。ALSの人達,夜間の場合にはコミュニケーションエイドは役にたちません。アイコンタクトを用いますが,この方法も結構難しことがあります。

しかし,コミュニケーションの範囲として,人と人だけでは芸がありません。人前には大きな壁があります。その壁を越えるための橋渡しがあります。例えば、文字盤を利用したコミュニケーションで、人・人と生活環境・人や社会や自然などをも含めたコミュニケーションが大事です。

3.コミュニケーション機器の実際
操作スイッチの選択が大事です。脳波を使う研究もあります。ホーキング博士の場合がそうです。関心のあるものを見たときだけ、発生する脳波があります。しかし,これらは将来の話です。現実的には,もっと初歩的なスイッチを使います。

かってプロ野球選手で、中学時代の監督をしておられた方が寝たきりになりました。訪ねていっても,「困ってない」とおっしゃいました。何回も通っても,「もう来なくてもいい」と言われました。でも,ある時,「奥さんが忙しいとき,野球中継のチャンネルを自分で変えられない。」とおっしゃいました。「それなら・・・」ということで,呼気で変えられるものを作ってあげました。それから,「来てもいい」とおっしゃるようになりました。

別の寝たきりのケースです。ナースコールを使えるようにしたことで,原因不明の発熱がおさまった事があります。いかに人を呼べないことのストレスが大きいかがわかります。ALS患者は,最終的には眼球運動と肛門の括約筋しか動かなくなるといわれています。あるご夫妻の場合,奥さんがご主人の肛門に指を入れて,意思を確かめていたケースがありました。すごいと思いました。

ウェルドニヒホフマンの子どもに,光センサーを利用した操作スイッチを作ったことがあります。使用方法を説明しようとしても,スイッチ遊びをするばかりで話を聞いてくれません。訪問の先生によれば,「生まれてはじめて自分で遊べるおもちゃを手に入れた」とのことでした。15分位したら、文字を打ち出しました。自己紹介だけでなく,訪問の先生の悪口を書いています。先生の方を見たら,先生は,涙を流しながら,「もっともっと書いて」とおっしゃっていました。

極端に経験が少なく「ことば」を持たない子どもが,なぜ文章を作ることが出来るのでしょうか。その秘密は,訪問の先生の考案した「ぼくのサイン」というコミュニケーション手段で意思を使える練習をしてきていたことがわかりました。意欲という観点からは,母親の存在が大きかったケースもあります。この人の場合は、本人の微少な動きによる意思を大事にしていました。

座位も大事ですね。姿勢を工夫することで,大きく変わるケースもあります。環境制御装置を使って生活を広げるために,スイッチの役割は大きいといえます。インターフォンは,普通,お客さんがスイッチを押します。あるケースでは,家の中にいる方がスイッチを押すことで,帰ってくる子どもの足音を聞いていて,それが楽しみだといいます。そういう使い方もあります。

高齢者社会と言われています。しかし,この社会はすべて「がまん」の方向にいきがちなこともあります。しかし,自分で出来ることが増えれば,お互いの自由度が増えます。電話を自分で受けられれば、自分の役割も出来ます。外とつながることも大事です。

4.新しい動き
知的障害の方には自分の仕事はないと,自分で枠をはめてくる傾向がありました。しかし,スウェーデンに行って考えが変わりました。金銭管理が難しい人に,パソコンを利用したレジ操作で技術支援しているケースがありました。時間の概念を把握するのが難しい人のために、タイムエイドという製品もあります。スパゲッティをゆでるためのお湯の温度を測るには,3種類のマークで表示する温度計を使います。これらは,スウェーデンのハンディキャップ研究所と複数のメーカーが中心となって進めたメンテックという研究成果の一部でした。

5.どう取り組むか・・・・一人の生活者として
轟さんのVTRを見ながら次のことを申し上げます。天井しか見られなかった轟さんに,ある時,「畠山さん,入浴中にベッドが空くから,僕のベッドに寝てみませんか」って言われました。そのベッドに横になりました。しばらくしたら,彼の言いたいことがわかりました。この体験から、ベッドから周りの様子が見られる電動ミラーを作ったんです。
(1998.3・29光明養護にて 文責:伊藤@光明養護)

[資料]
・神経筋疾患に対するコミュニケーション機器について
  (聴能言語学研究12 183-187 1995)
・認知面への自立支援−−スウェーデンで見たこと,感じたこと−−
(リハビリテーション・エンジニアリングVol12 No1 1997)

■市販教材の紹介

マルチメディア百科辞典 「マイペディア98」 日立デジタル平凡社の紹介
 曽根秀樹 仙台市立第一中学校 sohideki@daiichi-jhs.aoba.sendai.jp

このCD-ROMはWindows95/NT版とMachintosh版の2種類が販売されています。本体価格が1万円で,日立デジタル平凡社から発行しています。日立デジタル平凡社は日立製作所と平凡社の合併によって設立された会社で,百科事典を核としたデータベースの構築による電子出版とネットワークサービスを目指しています。

 「マイペディア98」は総項目数,約63000項目,カラー静止画・動画・アニメ・サ ウンドなど約12000点が収録されています。作成したメモや画像を関連する項目にピ ン留めすることが可能で,自分の百科事典を作成することができます。検索の仕方も 「項目名検索」「全文検索」「地図検索」「図解検索」「年表検索」「図解検索」が できます。マルチウィンドウ採用で,地図や年表を同時に表示することができます。

 ただ,機械の性能が問われるCD-ROMで,Machintoshですと,CPU本体はPowerPC以上,システムは漢字トーク7.5以上,メモリは12MB以上の空き容量,HDは30MB以上の空きを要求されます。古いマシンを使用するとストレスを感じます。

<発行>日立デジタル平凡社
 〒152-0003 東京都目黒区碑文谷5-16-19
  TEL(03)5721-1051  FAX(03)5721-1052
  ホームページ:http://www.hdh.co.jp/

●IEP作成のソフトウエア
「IEP Works Pro1」

「IEP Works Pro2」

 これは英語版のIEP作成のファイルメーカPro3.0を基にしたアプリケーションです。生徒のプロフィール、目標や目的などを数千項目のなかから選択してIEPをつくるというものです。試したい方は事務局までご連絡を。naritas@ceser.hyogo-u.ac.jp 製作 K-12 MicroMedia Publishing, Inc 価格 90ドル

■自作教材の紹介

  『亀の学校』
 "私は富士通のFM-7というパソコンを購入しときについていたLOGOで、始めてLOGOを知り、シーモア・パパート著の「マインド・ストーム」という本でその奥の深さに興味をもちました。最近はその方向から離れているのですが、とっても懐かしいです。

  私は予備校(代々木ゼミナール)で数学を教える者なのですが、たまに予備校生相 手に「亀の学校」をやります。見た目は子供向きに作ってしまいましたが、それなり のテキストを作れば、高校や大学教養程度の学生にもちょうどいい教材になると思っ ています。ただ現在の教育カリキュラムと合わないのでなかなか使うチャンスがない というのが現状です。自作のテキストも、中途半端なまま投げたままなのです。

 この作品は、ロゴで有名なタートルグラフィックをハイパーカード上で楽しむための作品です。タートル(亀)を前後左右に動かして様々な図形を描いていきます。

「亀の学校」ではその指令の仕方を学び、「亀のキャンパス」では、図形を描くことを楽しみます。是非、頭に図形を描いてから指令してみて下さい。なかなか思うとおりには行きません。そしたら次には、何故そうなってしまったかを考えて下さい。そして試行錯誤します。

 私は数学を教える者ですから、こういった遊びの中に豊かな学問が隠されていることを知っています。この作品は今から10年前に作られ、私の身近な子供達に遊んでもらいました。本当はまだまだアイディアがあるのですが、なかなか続きが作れずに永遠の未完成作品となっています。絵もプログラムも全てオリジナルです。アニメにMMDirectorを使っていますが、この形式は配付自由だそうです。複製は御自由にどうぞ。御意見があれば、メールを頂けると有り難いです。"

 制作者 立川幸男 tachikawa@ann.ne.jp

■話題 注意欠陥多動症候群(ADHD)

若山美津彦 富山大学教育学部附属養護学校 PXL00200@niftyserve.or.jp

 先日のクローズアップ現代、注意欠陥多動症候群(ADHD)見ました。何となく知ってはいたのですが、勉強のつもりで見ました。

 大学病院で(きっと小児科でしょう)、「親の愛情不足です」と言われたケースには、今でもこれを言う人がいるのだと正直驚きました。NiftyのFEDHANDでもよく聞きますが。たとえ事実であっても、相手を追い詰めるような発言は許されないと思いますが、私自身も、気をつけないとと思いました。

 多くのADHDの子は、知的障害は無さそうなので、普通学級にいると思いますが、多くの子は問題のある子、家庭やしつけに問題がある子と扱われているような気がします。TVで取り上げられることで、理解が進むといいですね。

 最後に小学校で、ADHDの子供に対する学校と親の取り組みの様子が出ましたが、そこでは基本的に授業中などは注意せず、放課後など時間を取って話をすることで、彼の問題行動は半分になったそうです。これは養護学校でもそっくりそのまま言えますね。

 ただ、気になったのは、その子が、どうしてもじっとしていられないということで、親の判断で卒業式に出なかったそうです。その後、学校側は社会性を学ぶ機会なので極力行事などは参加させたいというのに対して、親は無理させて問題行動を起こし、追い詰めたくはないといことで、少し、すれちがいがあったようですが、私の見た限り、学校側は、あくまで「普通の指導で治る(治したい)」という立場なんだなと思いました。

 ADHDである以上、彼にほかの子と同じ行動をとってほしいのなら、そのための手段を探すべきだと思いました。例えば、彼がただ座っている間、気を紛らす物を持ってもらうとか、行動分析によって、徐々に座る時間を長くしていくとか。ただ、私が養護学校にいるからそう思えるのであって、一般の学校の人にそれを求めるのは無理かもしれません。そういう時にこそ、巡回相談員のような立場の人から、適切なアドバイスができるといいですね。コメント役のお医者さんも、「親と学校の話し合いに誰か専門家が入ればいいですね」と言っていました。

■皆さんからのお便り

●転勤のご挨拶
 中村由哉 豊浦町立川棚小学校 yoshiya@ymg.urban.ne.jp

 下関養護学校に勤務中いろいろとお世話になりました中村由哉です。昨年度末の人事異動で、この度、豊浦町立川棚小学校に勤務することになりました。障害児教育とは少し離れ、一般学級の担任になりました。

今度の学校では、町内で唯一、校内LANを組んでいるそうです。児童用に10台と教師用1台と職員室に1台あるWindowsパソコンが繋がっています。すべてについて、1からの出直しです。これからも、いろいろな情報についてお知らせ願えればと思いますので、よろしくお願いします。

●新しい学校のお知らせ  横井啓介 高知江の口養護学校 GGC03573@niftyserve.or.jp
 今回もカナダとアメリカでよい研修ができたことは大変嬉しく思います。我が横井は4月2日から新しい職場へ行っています。職場は、高知県立高知江の口養護学校高知医科大学医学部附属病院分校で、新しく開校した分校です。病院の中に設置された教室1室と職員室1室で、学習の場は教室とベッドなどで行います。

 このような分校は、京都大学と大阪大学などの附属病院で開設されています。職場までの通勤は、家から車で15分ほど行くことができるなど、通勤には便利です。

 高知県のインターネットの設置状況は、現在、各市町村の小中学校や県立高校あるいは養護学校や分校などに100%の設置を目的として行っています。現在は65-70%の設置状況で、医大の分校にもすぐに回線を引く予定をしています。高知県がネットワークについて大変重視していることが伺えられます。県立高校や養護学校は分校も含めて95%設置されています。

 カナダとアメリカの研修を思い起こしています。この研修をステップとして、ネットワークの内容をさらに深めなければならないと思います。みなさんの報告を大変楽しく読まさせていただいています

●神戸市小学校から
 本校障害児学級も新1年生を1人迎え5人のメンバーと2人の担任でスタートしました。クリック操作がうまくできなかった自閉傾向のあるY君はタッチパネルをさわることにより本日は「もうやめようね」と言うまで30分間も画面の前に座って離れませんでした。以前は5分間で逃げ出していましたが・・・発達遅滞のY子ちゃんはクリック操作をしてみたりパネルにさわったりと両方を上手に使いこなし、これまた楽しく過ごしていました。明日はE子ちゃんにも使わせてみようと担任の方もはりきっています。

文字や数に興味のわきそうなCDも、大石先生の紹介により揃えさせていただきました。そろそろコンピュータを使っての学習の展開にも目鼻がついてきたように思われます。次回にはこんなことに効果があったとご報告できるようあせらずにがんばってみたく思っております。

●寝屋川養護学校に戻りました
 高木浩三 大阪府立寝屋川養護学校 takakiko@zb3.so-net.ne.jp

 大阪の寝屋川養護学校の高木です。2年間の兵教大での研究では、みなさまにいろいろお世話になりました。元の古巣に戻り浦島太郎となっています。所属は、高等部で1年生を担任しています。So-netに入会しました。もっとよい条件があればプロバイダーを変更するかもしれませんが、手続きが面倒なので当分はこのままでいくと思います。本校の桑江さん、山上さんも寝屋川に残り中学部で忙しくしておられます。

メールアドレスは、次の通りです。今後ともよろしくお願いします。このメールを出すのに3日間かかりましした。試行錯誤で機械が変わればまた設定のやり直しとなるでしょうね。明日は雨が降ると言われていますが遠足の予定です。(4月23日)

■事務局から

・4月から職場が変わった方は住所をお教えください。
・会報への原稿をお寄せの場合は次のことにご留意ください。UNIXのコードに合わせると編集上の手間が省けます。
 1) カタカナ半角は使わない。
 2) 二桁以上の数字やローマ字は半角を使う。
   悪例 MS−DKS 1998年10月25日
 3) テキストファイルを送る。
以上ご協力ください。

会報は以上です。では6月号をお楽しみに。なお、住所が変更になった方はお知らせください。