1996年6月の会報です。

障害者とコンピュータ利用教育研究会のホームページ




目次

第71-73回関東例会のお知らせ。 第71回関西例会のお知らせ。 MES九州例会in福岡(仮称)の開催の案内。 「MES自作教材集CD-ROM'96」を配布中。 第69回関東例会報告の続きです。 第70回関東例会報告です。 平成8年度「大阪養護教育コンピュータ研究会総会」の報告です。 天狼 & ディル in Madison キネックスを利用したパソコン通信。 1000校プロジェクト「こねっとプラン」。 皆さんからのお便り。 インターネット上の障害児教育関連のほーむぺーじ紹介。 事務局よりのお願い

673-14 兵庫県加東郡社町山国2007 兵庫教育大学 学校教育研究センター 0795-40-2205 phone 0795-40-2203 fax Email:成田滋(e-mail)
 nifty serve: MGH00175 Web上の会報URL:MES会報 

第71-73回関東例会のお知らせ。

◎日時 199年6月8日(土)2:00--5:00PM
◎会場 横浜国立大学附属養護学校
   232 横浜市南区大岡 2-31 045-742-2291
      お世話役 根立 博氏
◎交通 横浜市営地下鉄弘明寺駅下車
 横浜市営地下鉄弘明寺駅を出ると真ん前に横浜国大附属中学校があります。その正門に向かって右側(南警察署の脇)の外塀を2〜3分歩くと附属養護学校の門が左手に見えてきます。
◎ゲスト バンダイエンターテインメント 永井様
 「PiPPinのデモと教材の紹介」
 横浜国立大学附属養護学校の特色ある活動の紹介-コンピュータ利用から

第72回関東例会の予告

日時 199年7月13日(土)2:00--5:00PM
会場 東京都失明者更正館 (新宿区河田町10-10 03-3353-1277)
お世話役 失明者更正館主任指導専門職 深沢茂氏

第73回関東例会の予告

第71回関西例会のお知らせ。

○日時:6月22日(土) 2:00-4:30pm
○会場:大阪教育大学附属養護学校 平野区喜連 4-8-71 電話 06-708-2580
    幹事 中島康明氏
○交通:地下鉄谷町線「喜連瓜破」で下車。左に折れ徒歩2分のところに学校があります。初心者や親子連れの参加を歓迎しています。
○プログラム
 自作教材CD-ROM'96の使い方
 いろいろな市販ツールの紹介
 
  • 前回の例会の写真その1
  • 前回の例会の写真その2

    MES九州例会in福岡(仮称)の開催の案内。

     新緑の候、皆様には健やかにお過ごしのことと拝察いたします。さて、障害者とコンピュータ利用教育研究会(MES)の九州での初めての会合を下記のとおりに実施したいと思っています。是非とも多くの方々に参会していただき、充実した例会にできればと思っております。
     なお、宿泊施設として教職員互助会の指定旅館「福岡リーセントホテル」(※ただし、府県によっては指定になっていないところもあります)に10名程度の部屋を確保しております。希望される方はあわせてご連絡願います。また、会場が福岡ドームのすぐ近くにあり、シーホークホテル&リゾート(福岡ドームの横にあるすてきなホテル、TEL092-844-7890)に泊まられるのも思い出になりいいかもしれません。
     会場の準備等のために参加人員を掌握したいと考えております。つきましては、参加されます先生方はメールかFAXにて連絡をお願いいたします。会場地図などの詳細については第二時案内で行いますのでお待ちください。

    ※※※ MES九州例会in福岡(仮称)の開催内容 ※※※

    ●期日:1996年6月30日(日)
    ●会場:福岡ソフトリサーチパーク(福岡市早良区百道浜)
      駐車場はありませんが、すぐ近くに1日500円で駐車できます
    ●日程:
      10:00 成田 滋氏の講演
      11:00 キネックスの紹介
      11:30 MESの96年版教材CDの紹介(適宜、キネックスを使用)
      12:00 休憩(自由にMacを触る)
      13:30 一般公募
      14:00 インターネットの紹介
      15:00 閉会
    ●会費:200円程度(当日のお茶菓子代)
     各地方でMESの例会が行われていますが九州地区では今までありませんでした。そこで、MES会員の皆様の顔合わせと情報交換の場として、福岡市で例会(というからには定期的にするかな?)を開くことにしました。いろいろな方々と出会うだけでも価値ある例会と思いますが、今回は講演をはじめ盛りだくさんの内容を計画しています。今まで関東や関西地区の例会に行けなくて残念に思われていた方もたくさんおられるかと思いますが、これを機会に九州でのネットワークを築きたいと思っております。また、前日29日(土)の夜には、天神地区で懇親会を開きたいと思っております。お酒を酌み交わしながらMac談議に花を咲かせましょう。
     会場となる福岡ソフトリサーチパークは半官半民の研究センターで、Macをはじめとする各メーカーのコンピュータが数十台ずつ設置されています。最近、インターネットの活用がいろいろんなところで話題になっていますが、このソフトリサーチパークはそういった意味でも福岡市の中心的な機関となっています。当日は参加された方々にもインターネットを自由に楽しんでいただこうと考えています。
     参加を希望される方は、下記の様式で小宮までメール(k-komiya@aqu.bekkoame.or.jp)をいただくか、職場(筑後養護学校、FAX 0942-52-0329)にFAXを送ってください。当日の参加人員を掌握したいことと、せっかくですから名簿を作成して当日にお配りしたいと考えています。
      ●問い合わせ・連絡先
     福岡県立筑後養護学校 小宮幸三
    Email:小宮幸三(e-mail)
     〒833 福岡県筑後市大字下北島318
     TEL 0942-53-0528 FAX 0942-52-0329

    「MES自作教材集CD-ROM'96」を配布中。

     おかげさまで「MES自作教材集CD-ROM'95」は好評で、いろいろな方々に使っていただいております。「No.2を出してほしい」という声が多かったので、このたび「MES自作教材集CD-ROM'96」を製作しました。
     お申し込みは、ハガキか封書、あるいは電子メールでお願いします。折り返しCD-ROMと郵便振り替え用紙を同封いたします。なお'95版版も若干残部がありますので、必要な方はその旨お書きください。
    ●送料実費 2,000円 (95年・96年版とも1枚につき)
    ●申し込み・問い合わせ先
    520 滋賀県大津市際川3丁目9-1
    滋賀大学附属養護学校 大杉成喜
     Email:大杉成喜(e-mail) Nifty: HGA01651
    または、
    673-14 兵庫県加東郡社町山国 2007
    兵庫教育大学学校教育研究センター 成田 滋
     Email:成田 滋  Nifty: MGH00175

    第69回関東例会報告の続きです。

     今回の関東例会報告の前に……。遅くなりましたが、前回の例会報告に載せきれなかった部分を紹介いたします。(^_^;;
     例会の最後に更生館1階の職員室で深沢さんから、「文字放送」を受信し、マックに取り込み、そのテキストデータを活用するためのハード+ソフト(「文字ビジョンU for Mac」定価64800円、秋葉原で5万円弱。 )を紹介していただきました。文字放送とは、テレビ電波の走査線の隙間を利用してテキストや画像を送信する情報番組で、ニュース、天気予報、料理、道路交通情報、レジャー情報等の番組が無料でみられるものです。メリットとしては、電話代などがかからないという点です。そして、いつでも好きなときにニュースなどの情報を手に入れることができる点も見逃せません。受信したデータを後から再生することが可能で、情報番組を最大限に活用できるのです(例えば、ニュースのデータをためておくなど)。また、DOS上では点字ディスプレイにデータを表示して読むこともでき、点字プリンタに打ち出すこともできるそうです。もちろん、編集もできるとのことです。ニュースなどはだいたい決まった時間にしか放送されていませんが、文字放送だと様々な情報を好きなときに入手することができます。簡単なケーブルの接続とソフトの起動・操作だけでこの環境が手に入るということです。とっても便利です。(今回紹介の見えるラジオブラウザーと組み合わせると、すごいものになりそうです。)
     視覚障害者の方への文字放送利用のお手伝いについて関心のある方は、東京都失明者更生館の深沢さんまでご連絡を。

    第70回関東例会報告です。

     ゴールデンウィークも終わり、すこし名残惜しい気持ちも残る5月11日、4月(69回)に引き続き失明者更生館を利用させていただいての例会となりました。参加者はピーク時、大人16名と子ども5名と結構にぎやかな雰囲気で行われました。
     今回の幹事、鎌倉養護学校の林さんの司会で自己紹介から始まりました。参加者の多くは常連?で占められてはいるのですが、うれしいことに近頃は毎回1名〜2名の初参加者がいらっしゃるので、その方への紹介と近況報告を兼ねて行われています。会報を読んでおられるせいか、そこでの例会紹介によって来られる方が多いようです。ちなみにMAC POWER誌5月号の「ひらけ GO MAC!」で大きく取り上げられていることも話題に上っておりました。パチパチパチ……。
     さて、「テクノボランティアをしていて、土曜日はその後の参加になってしまいます。」と忙しい大貫さんやThe Magical Toy Box のサポートを始めとする種々の活動の時間の合間を縫って現れた金森さん、遠距離参加でお馴染みの栃木県立今市養護学校の宮田さん、等々。レポータとしては、それぞれの方々のアクティブな様子をどこまで伝えられるのか、ちょっぴり腰がひけてしまうような当日でありました。
     プログラムの最初は、千葉県立市川養護の佐原さん制作の「石けん出来高表」、「簡易ラベル印刷」の2つのスタック紹介でした。作業学習の場面でMacをどのように活かせるかを考えて制作したとのことでした。なつかしのColorClassic & ImageWriterを会場に持ち込み、作業学習の製品である「ハーブ石けん」を見本に(ちなみに、これを銀座のさるお店で1個150円で販売しているそうです。)説明をされていました。「出来高表」は、生徒に自分の力で在庫管理ができるようになればという目的で製作したそうです。ゆくゆくは伝票も打ち出して、よりらい作業学習にもっていくことを考えているようでした。「簡易ラベル印刷」スタックは、インテリキーをワンスイッチ入力として用いることで、障害の重い生徒さんでも作業学習の一員として活動させて欲しいという要請に応えたいという意識で製作したそうです。ImageWriterを使う理由は、あのインパクト音があることで、機械に意識を向けてくれるというメリットがあるとのこと、作業学習の時間にMacを持ち込むことについては、いろいろとあったようですが、その辺の複雑な事情は割愛し、使用した結果は?改良の余地はあるものの、概ねねらい通りになっているとのことでした。今までの例会では、このようなMacの使い方の紹介はなかったので、なかなかおもしろい取り組みではないかと感心させられました。
     会場の失明者更生館の深沢さんからは、「見えるラジオ(FM文字多重放送)ブラウザー」の紹介がありました。あいにく会場の受信環境があまりよくないこともあってセットアップに苦労されていましたが、思ったより多様な情報を手に入れることもできるので驚かされました。「視覚障害者に文字情報というのは、不思議な取り合わせですね。」というような質問もでましたが、深沢さんは、弱視の方にとってこの文字情報程度の文字量がディスプレー上で読める上限に近いと考えていること。さらに、簡潔に要点がまとまった情報であり、保存し必要なときに自由に取り出せるというのは、大きなメリットであると説明されていました。また、テキスト化しておけば、他の媒体(点字への変換や読み上げアプリケーションでの利用)での利用も可能であるため、使い方によってはかなり有効な手段になる、と放送が始まった直後に専用ラジオを購入したことや早く今回のようなソフトウェアがでないかと待ち望んでいたことなどを語っておられました。ちなみに、今回は発売日の朝に直接、会社((株)エミック)までいって手に入れてきたもので有料β版!?という不思議な位置づけのソフトでありました。PC Card型のラジオもあるということで、会場のPB5300や190のユーザーは早くも購入の胸算用をしておりました。(レポータもその一人……(^_^;))
     今市養護学校の宮田さんからは、学校紹介用ビデオの制作に「オーサーウェアスター」というオーサリングソフトを使った例が紹介されました。まずは、このソフトの紹介から…となりました。意外と使いやすそうな印象をうけましたが、宮田さん曰く、「これ、古いソフトの部類に入ると思います。で、PowerPCに未対応なのじゃないかな?」とのことでした。そのあとに、作品の鑑賞をして、皆でいろいろと批評。マルチメディアの制作には、今でも、手間と時間がかかるものだなあと実感!
     その後は、千葉県特殊教育センター谷中さんより、ホームページ試作版の紹介とHyperCardの研修会の概要と作られたスタックの紹介、そして、都立光明養護学校の金森さんより、先日行われた「THE MAGICAL TOYBOX」というイベントの報告がありました。ホームページの試作版は、今度千葉県がホームページを作ることになったので、それにリンクさせるべく試作中とのことでした。皆の意見や評価が、どのように活かされるのか、楽しみです。THE MAGICAL TOYBOXは、前回の会報に永田さんがレポートされています。今回は、裏話と今後の予定や関連したイベントの報告が加わりました。次回も前回と同じ場所調布市文化会館で8月の3〜4日に行う予定とのことです。また、相談コーナーや講演も加えて、縁日風に賑やかに行いたいとの話でした。
     盛りだくさんの内容で話がつきなかったところは、恒例の懇親会に持ち越しとなった定例会でした。次回は、横浜国立大付属養護学校で行う予定です。(レポータ:熊谷 修 Nifty-Serve VYT02721)

    平成8年度「大阪養護教育コンピュータ研究会総会」の報告です。

     去る5月18日(土)午後2時より、クレオ大阪において平成8年度「大阪養護教育コンピュータ研究会」総会が開かれました。
     総会の部は、副会長の安川敦子八尾養護校長が、コンピュータを使える職員が何%いるのだろうかと現状を語り開会しました。続いて、府教委の原田哲次・指導主事が今年度予算で生野高等聾学校に印刷作業用Macが、9月開校の守口養護にもMacが入ること,又昨年度,府立学校職員対象のソフトコンテストに49件の応募があり、その中で1件が養護学校からのものだったと挨拶があり、要望として、1)学校内での情報教育の普及(研究授業・研修体制など)、2)学校間の情報交流(指導内容・活動を外へむけて発信・研究冊子等に掲載公開)を指摘されました。最後に新会長の中村忠雄・大阪府盲校長が10年前の環境教育や性教育が今日の発展を迎えたことを思いおこし、コンピュータがどんな風に子どもたちの教育に活かせるのか、活動記録を残している当会として、ささやかでも発信し続けたいとの所信が述べられました。
     続いて講演・報告の部では当会の今年度の主テーマのインターネットをめぐり、4人の方から熱のこもった発表がありました。
    (1) 「障害者とネットワーク」
     最初は、酒井京子・大阪市立障害者職業リハビリテーションセンター職員が、90年から運営しているパソコン通信網HeartLand の自作ガイド「新しい出会いのために」を資料として配布があり、全国で約3千のホスト局(そのうち5%ほどはインーターネット対応)の内、障害者のためのものは30余りだが、ボードは保護者だけや生徒だけのものもあり、多様な内容であること(埼玉大学の例)、そして、障害をもつ人にこそ,不自由な「見る・聞く・話す」を可能にする手だてとして、パソコン通信が必要だと強調されました。
    (2) 「病院内サーバーとメディア・キッズ」
       続いて、太田容次・滋賀教育大学附属養護学校教諭が守山養護の”MY-Net”をコンピュータ画面をプロジェクターで映写して、難病により余儀なく個室隔離されて、ともすれば生きる意欲さえ失われたのかと思われる子どもが、このネットを使い教室との共同作業で作った電子紙芝居「したきり・すずめ」が紹介された。一方通行ではない普通の関係が保障されたことで生きる力をつけたようだと控えめな自己評価でしたが、感動を与える報告でした。
    (3) 「MES,CD-ROMの紹介」
     さらに、大杉成喜・同教諭が本日の参加者の作品をとりあげ、自作教材集CD-ROMの95年版、96年版のソフトを実動させながら、制作プロセスの詳細を、苦労話しもまじえながら楽しく説明されました。
    (4)「インターネット、100校プロジェクトからの報告」
     最後に、多田幸浩・大阪市立聾学校教諭から「NEW教育とコンピュータ」96年6月号に寄稿された記事のプリントと、インターネット上でホームペ−ジを作るとき教員は無料で使えるソフトを実動させてプログラミングの実際を見せていただきました。強調されたのは、1) 一番大切なことは情報の更新だ、2)ホームページ技術こそ機種の違いを越えた究極のファイル互換に最適のものではないだろうか、の2点でした。しめくくりに20年前に読んだ小松左京作「つぐのは誰か」の中で電波を全身で受信し発信できる能力をもった人間が、未来に出現し、次の新人類になるというSFが今一番気になるという心境が語られて、印象深く残りました。
     閉会のことばを、松本光央・府聾教頭が、(簡単なようだが難しい)継続は力なりを当会として尊重して行きますので、今後ともご協力ご支援をお願いしますと述べ、専門用語でなく、共通で理解できる言葉で発信するよう努力してほしいという要望がありました。(文責・大阪市立思斉養護学校 渡辺 昭)

    天狼 & ディル in Madison

    〜自閉症児を連れてアメリカへ〜その3
    佐藤 裕 ysato@execpc.com

    私たちは、重度自閉症児テピ(11歳)と普通児ヨピ(8歳)の父と母です。1995年11月15日に札幌から米国ウィスコンシン州マディソン市にやって来ました。滞在は1年間の予定です。 私たちは、NIFTY-Serveの「障害児教育フォーラム(FEDHAN)」に参加しています。「天狼」と「ディル」はそこでのハンドル(ニック・ネーム)です。
    1.登校初日
    1)テピの机
     指定された通り、学校に着くとまっすぐRoom 126へテピを連れて行った。そこではマット(担任の先生)が両手を広げ、ジョエル(自閉症のスペシャリスト)が明るい笑顔でテピを迎えてくれた。マットはテピに、テピの名前が貼りつけてあるロッカーの場所を教え、荷物を置かせる。バックパックの中のほうじ茶の入ったポットとウオークマンをもって教室に入り、すぐにテピを机に付かせた。学習用の机の真ん中手前には、手の形の色画用紙が張り付けられ”クワイエットハンド”と言って手は常にここに置くよう指示するためのもののようだ。机の左右端には円形の2色の色画用紙がはられ”YES””NO”と書いてある。先生側の端には”終わり””じょうず””トイレ”など良く使うカードが数枚貼られていた。
      2)個別学習
     「最初の一週間は色々なことを試してみたいので、まだスケジュールは出せない。それに始めなので、簡単なことからやっていきます。」とジョエルとマットが私に断りを入れた。私は斜め後方の休憩コーナーの椅子に座って学習風景を見ていた。ジョエルは大棚の陰に小さな机を置いて座り、そこからマットに小声で細かい指示を送りながら、なにやらノートに書き込んでいた。タイマーが10分が過ぎたことを告げるとテピの休憩時間だ。休憩コーナーのソファーに座り好きなことをしていい。テピはウオークマンを静かに聞き始める。その間ジョエルとマットは実際に教材を出したり実演したりしながら、話し合っている。
     タイマーが休憩の終わりを告げると、また1対1の学習へと入っていった。タイマーは大活躍で後半はテピ自身に自分専用のタイマーを止めることを教えていた。
     これを何度繰り返しただろうか。実際行った学習内容はかなりのものになった。思い出せるだけでもあげてみよう。
    マッチング→色、形、色塗りによるもの
    分類→大小、用途別
    ペグさし、パズル、洗濯ばさみを大きな缶にはめる、紐通し
    動作模倣
    なぞり書き
    模倣による線引き、粉を敷き詰めた箱を指でなぞる
    はさみで切る
    粘土
    数枚の食べ物の絵の中から欲しいものを選び、指さす練習など
     食べ物を使う意外は、私が家でテピと向かい合って今まで勉強してきた内容とよく似たものだったが、特に印象に残ったことがあった。これからするというなぞり課題の用紙を見せてもらった時(文字のなぞり)、私が「これはテピには文字が小さすぎると思う。」と伝えると、次に出してきたものは、なんと、3年前、私がなぞりへと発展しないテピのために悩んだ末、やっと成功した方法そのものだった。乗り物やトンネルに強い執着をもつテピが関心を向けてくれるかもと、なぞり線を道路、両端は乗り物とトンネルにしてやっと成功したのだった。それから乗り物とトンネルを別の物へと変えていったが、道路シリーズは暫く続いたのだった。これって一般的な方法だったの?だったらもっと早く知りたかった。
    3)絵カード
      個別学習がある程度軌道に乗ると、マットがアシスタントのケビンに色々説明して、哲平の相手を変わる。そして私に学校のシステムや学習について説明を始めた。
     休み時間(中休み、昼休み)は気温が極端に低くない限り(日中でもー25度cぐらいになることがある)、外で遊ばせるのでそのための服装のこと。もう一人の自閉症児(ジョナサン)のこと。絵カード(ジャンルごとにボードに一覧にして張り付けている)を自分で選んで指させるようになることの重要性、など。
     ジョナサンの絵カードを見せてもらった。感情を表すカードがあったので、「こういった類のものを教えるのは難しくないか?」と聞くと、「確かにそうだが、子どもの表情をよく観察して、例えば悲しんでいる時、あなたは今悲しい、と言って悲しみを表すカードを指さして見せることを繰り返していれば使えるようになるはずだ。」と言っていた。「変えて欲しいことがあったら、何でも言ってください。」と何度も言っていた。10分単位で始まったテピの個別学習は、2週間後には30分単位へと変わっていったのだった。
    4)テピの反応
     私はテピが新しい学校に対し、多少は混乱する事を予想していた。だが、これは嬉しい誤算だった。教室に入りすぐに始まった個別学習をすんなり受け始めたのである。テピに親しみのある課題であったのも少しは助けになっただろう。落ち着いてきちんとこなすので、先生達はオーバーに誉めることの連続だった。
     先生達に英語で話しかけられることに関しては、全くおかまいなしのようだ。いつもと変わらない表情で目の前にだされた課題をこなしていた。休憩時間は静かにソファーに座ってウオークマンを聞いていた。だた、教室の移動を嫌がるなど少々緊張している様子はうかがわれた。ケビンがトイレの写真を貼ったカードをテピに見せてトイレに誘うが、拒否の声を出した。
    5)スクールランチ
     初めての体験なので、子ども達が大勢集まってくる前に、広いランチルームへと移動した。移動するのがちょっと不安な様子なので「給食、食べに行こうね。」と私が話かけると安心したようで足どりが軽くなった。
     テーブル等準備されていく様子から見ることができ、ランチを受け取る場所に一番最初に並んだ。マットと一緒にランチセットと飲み物を受け取り自分の好きな場所に座り、すぐ食べ始めた。他の子ども達もどんどん周りに座り食べ初めているが、とてもリラックスした雰囲気だ。ヨピが「学校のランチは、嫌いな物を食べなくても怒られないんだよ。」と言っていたことを思い出した。日本の給食のメニューにも妙な献立を見ることがあるが、ここではそれ以前の問題で、どんな料理か見当がつかないことがある。一ヶ月のメニューを見て食べられない物がある時はその日だけお弁当にしてもいいと言われたが、ヨピも喜んで食べているのでよしとした。
    (この文は佐藤裕氏の許可を得て掲載しています。感想をお寄せ下さい。なお、佐藤氏へのメールは、niftyserveの場合は、宛先の箇所にINET:ysato@execpc.comと入力して送信します。-narita-)

    キネックスを利用したパソコン通信。

     東京都北区立障害者福祉センター 福澄節夫 JCH00214
     昨日から平成8年度が始まりましたが、異動もなく4年目を迎え、今年もパソコン活動を担当することになりました。昨年度、利用者の方5人がMacを購入しましたので、今年はどう発展させていくのかが課題になります。以下、その5人の方の状況を少し報告します。
    ○A君 5年前ぐらいからパソパルPCにて、文字入力を始める。しかし、言語障害の影響もあり、正確に文字が綴れず(ひらがなで)現在も特定の文字抜け、間違いがある。(っ、ん、ー、う、濁音、『た』と『な』など)知的能力は潜在的には高いものがあると思われるが、学習経験がないため、学習能力は低い。四肢マヒのため現在生活訓練室で行っている作業には参加できず、パソコン作業(文字入力、表計算、ゲーム、音楽)だけしている。好奇心は旺盛で、発想力も豊かな反面、興味が多方面に渡りパソコンを自分の力だけで操作できるようになるには、何をしなければならないかは理解できていない。活動時間中常に職員がマンツーマンでつき援助してきているので若干甘えもある。2年前から、パソコン通信に取り組むようになり、HAを通信でもワープロでも使うようになる。しかし、さらに本人にとって使い勝手の良い入力装置を利用したいということで、昨年7月にPerformer588とキネックスを自費購入。(意思伝達装置の給付可ですが耐用年数が経過していないため)キネックススキャンボードと空気圧式スイッチ(パソパル時代のものを継続)を利用。今後の課題は、読み書きの学習。
    ○B君 四肢マヒ。随意的に動く部分が限られていてA君同様作業には参加できず、新聞作りに参加。自分では文字入力できず、職員が聞き取りによって記事を書く。昨年度、本人のワープロが打ちたいという希望により、マックとキネックスの購入を検討。舌スイッチにより可能性があるとのことで、意思伝達装置の給付によりLC630とキネックスを購入。知的レベルはA君よりは劣り、舌スイッチの練習から始める。緊張、側湾強く、シーティングを利用しているが室内のみ。パソコンの画面をみることも課題になっている。ちなみにモニターは大画面(純正20インチだったかな)今年度の課題はパソコンを使ってのひらがなの学習。
    ○C君 緊張が強く歩行は不可だが、両足は器用に使えてパソコンのキーボード、籐作業はできる。養護学校卒業して丸3年が経過。養護学校時代に自分のパソコンを購入。しかし、使い勝手は悪く、1年目の抱負はCGをやりたいとのこと。知的能力は5人の中では一番かもしれないが、学習経験不足で国語力などは中学生レベルか、、、本人はパソコンを道具として使いこなしたい、パソコン通信は力になるなど考えており、今度の指導によって十分能力が引き出せると考えられる。昨年、Performa5210、キネックスオンボード、トラックボール(ボタン押したまま機能付)を購入。
    ○D君 脳性マヒ。言語機能損失。摂食機能のえんげ機能が低下してきており、筋ジスに近い機能障害を持つ。作業はできず、A君、B君とともに一日パソコン作業。頭に棒付ヘッドギアをつけワープロを長年打ってきた。また、習字が得意で、受賞多数で海外でも個展を開く。知的能力は高く、人格的にも優れているが、やはり学習経験不足。本人はパソコン通信に興味があるとのことで、昨年意思伝達装置の給付で、 Performa5210とキネックスを購入。最初は商用ネットの入会も考えていたが、インターネットに興味を持ち今年になって「bekkoame」に入会。今年度は、ホームページ作りと国語力をつけるのが目標。パソコン通信では「杉並ここと」(杉並区障害者福祉会館にホストを持つ、有志の障害者向けネットワーク)の会員にも昨年なる。
    ○E君 脳性マヒ。歩行可。5人の中では一番作業能力があり、昨年はC君と同様に午前籐作業、午後新聞作り。籐作業では他の使用者の目標となる存在。知的能力的には軽度だが、やはり学習経験不足。本人は真面目な性格で、思いやりもあるがいま一つリーダーシップがとれず職員の顔色を伺うような面もある。パソコン通信に興味を持ち、昨年自費でPerforma5220を購入。5人の中で唯一マウス操作ができる。パソコン学習には親ともども意欲を見せており、今年度は午前中もパソコン作業を希望。職員としては籐作業との両立をして欲しいと願っているが、しばらくはパソコン学習に専念させる。今年の課題は、パソコン学習、パソコン通信の学習。
     この5人の他にも3人新聞作りでワープロを使用している人がいて、パソコン使用の可能性があります。また、機能訓練班(作業能力は劣る人たちの班。医療ケアが必要ない重症心身障害者もいます。また、厳密には医療行為となる吸引を行っている人もいますが、、)の人で意思表示をパソコンで試したい人も2名ぐらいますし、作業班でもパソコン使えそうな人は多数います。それから、今年もディスアビリティセンターの花岡さんには月1回来ていただいて、情報提供を中心に援助して頂くことにもなりました。マックパワーの鐵川さんはいつ再取材に来てくれるかなとも思っています。そんなこんなで、不安、心配、悩みなどもありますが、今年度も頑張ってパソコン利用を試みていきたいと考えていますので、よろしくお願いします。

    1000校プロジェクト「こねっとプラン」。

      NTTはインターネットを利活用した教育の推進に貢献するため文部省の協力の下全国の小・中・高等学校等に対してインターネットの利用環境整備を支援するプログラム「こねっとプラン」を平成8年5月から実施すると発表しています。なお、「こねっとプラン」に関する詳しい情報は、NTTのホームページにあります。
    NTTのホームページにあります。
    1.「こねっとプラン」の背景
     インターネットは世界の様々なサーバへのアクセスを通じて多彩なデータベースの利用やコミュニケーションが出来ることが大きな魅了であり、インターネットを教育の場で利用しようと言う動きが各国で広がっております。日本でも大学には着実に導入が図られつつありますが、小・中・高等学校においては、今のところ、それほど普及しているわけではありません。
     NTTは、「これからインターネットを始めたい」という学校を支援することにより、マルチメディアを利用した教育の推進に貢献したいと考え、本プランを企画しました。
    本プランでは、NTTが推進している「自然とマルチメディア」活動と連携した「郷土の自然・文化・歴史」といったテーマ性のある情報発信や、参加校同士の情報交換を支援するなど、マルチメディアを通してこどもが世界に目を向け、生き生きと学習できるような環境整備や教育現場における有効なマルチメディア・コミュニケーションの活用に貢献したいと考えています。
    2.「こねっとプラン」の概要
     全国の小・中・高等学校及び特殊教育諸学校等に対して、ISDN回線等を利用したインターネット接続環境整備の支援等を行います。平成8年度は、全国から約1000校の参加校を募り、全国の NTT社員等によるインターネット接続及び運用方法との支援、及び総額3億円の寄付(1校当たり約30万円の寄付)を行います。 1) 全国1000名のVYCメンバー(ネットワーク上で活動する若手NTT社員の仮想組織)やNTT社員等による参加校のサポート
    2) 1校当たり約30万円の寄付
     ●現物寄付  DSU、デジタル電話機のNTT商品
     ●現金寄付  TA、接続ソフト、プロバイダー料金充当用
    3) WWWホームページやメーリングリストの提供
     教育関係の各種ホームページや「こねっとプラン」参加校のホームページなどの情報、及び「こねっとプラン」事務局からのお知らせなどを掲載するホームページを提供します。また、「こねっとプラン」参加校相互に先生や生徒が情報交換を行うためにメーリングリストを提供します。
    4) その他
     「こねっとプラン」で整備したインターネットやISDN環境を用い、希望する各学校に参加していただけるよう以下のような企画を実施する予定です。
     ◎「フェニックス」(ISDN回線を使用するパソコンTV会議システム)を希望する参加校に貸し出して行う学校間交流。
     ◎学校間近隣の自然・文化・歴史といった、共通のテーマによるホームページ作成。
     ◎海外のプロジェクトとの連携等による、画像情報等マルチメディアの特性を活かした教育用各種コンテンツの利用。
    3..参加校の募集及び選定
     文部省から各都道府県教育委員会を通じて全国の小・中・高等学校及び特殊教育諸学校等に募集の周知を行い、参加校の募集を行う予定です。また、参加校の選定は、文部省とNTTが協議の上決定します。
    4..今後の予定
     今後、本プランの趣旨に賛同する企業・団体等の参加を広く募った「こねっとプラン」推進協議会(仮称)を設立し、支援を充実したいと考えています。また文部省が中心となって今後設立する有識者によるアドバイザリー・グループとの連携をはかり、マルチメディアを利活用した教育の推進をサポートしていくこととします。

    皆さんからのお便り。

    さんすうだいすき」より">  立川市  原田恒男
     お元気でしょうか!研究会の活動は雑誌等で拝見しております。今回、勉強のためにインターネットを始めてみました。教育には本当に役立つツールですね。わたしはインターネットが今後社会にどういう影響を与えるのかについて興味があります。まだまだはじめたばかりで電話代を気にしながら楽しんでいます。
     「さんすうだいすき」もVersionUpをしなければならないのですが、仕事にかまけて?、生来のなまけぐせで? ボリュームがおおきいのでなかなか手がつきません。一応 カラー化してDirectorで作り替えようと思っているのですが!!!大昔に作った日本地図パズル(superCardで開発したもの)を何とか形にして見ようとも思っております。
     幼児、児童向けのインタフェース構築をライフワークにしたいのですが、なかなか仕事の方に気持ちが流れてしまい、ストレスもたまりがちです。しかしなんとか情熱は持ち続けたいものです。とりあえず近況報告まで私でなにかお手伝いすることがありましたらメールください。

    CD-ROM届きました

     東京都 松本聖一  LEB06676
     MESのCD-ROMをお送りいただきまして、ありがとうございました。早速、子供と一緒にいろいろなソフトウェアで楽しみました。その量および作品の質にはおどろくばかりです。子供達と関っている現場の先生方の情熱。意気込みをひしひしと感じました。家の子供に受けたソフトウェアは、ハードディスクにコピーして、簡単に起動できるように登録しましたが、もともと250MBしかないディスクなので、残り5MBという状況です。(ちなみにPerforma575、ディスク250MB、メモリ8MB(Ram Doublerで16MB)
     OSは7.1、ハイパーカードはLite版ですが、試してみたソフトはすべて動きました。)子供が一番のお気に入りの作品は、りんご君・ばなな君・すいか君・なすび君のシリーズです。絵がとてもかわいらしく、一緒に声を出しながら数字を数えています。気になった点を2つだけ。
    (1)子供は、AT EASEメニューよりソフトを起動しますので、ハイパーカードの作品など書類アイコンだと、それがどんなソフトなのか、直感的にわからないようです。フリーのアイコン集で探したアイコンをつけていますが、必ずしも作品のイメージに 合わないので、苦労しています。
    (2)ソフトを終了させるのが難しい。コマンド+Qで終わらせるには、家の子供には無理があります。もっともDirectorやOracle Media Objectで作った作品が主流を占めるようになれば解決するのでしょう。
     今後も、作品についてコメントさせていただきたいと思います。

    システムフォルダーを探検

     枚方市  Email: 渡部敏成
     初めてお便りいたします。雑誌のMAC POWER5月号で今まで探していた組織があることを知りました。私どもの子どもは、5才になる自閉症児です。この子が3才の時に、偶然私がマックを購入したときから、マックがこの子の遊び相手の仲間入りをしました。当初は、購入したソフト「みんなであそぼ」や「おばあちゃんとぼくと」などを私の見ようみまねでさわっていたのですが、だんだん自分一人でCD ROMの出し入れまで出来るようになり、ついにはシステムフォルダーの中までいじってしまう始末。一時はマックに異常に固執したため使用をやめさせることも考えましたが、同時期に入園した保育園では、友達ともなんとか一緒に遊んでいるようなので、家では本人の好きなマックを自由に触らせるようにしています。システムエラーも度々ですが。ただ、5才になって来年学校というのにまだ喋ることが出来ない子ですので、何とか言葉に興味がもてるソフトの購入を考えておりました。また、最近購入した「ポンキキーズ」でやっと文字にたいして興味を持つようになりました。いろいろな先生が苦心されて考えられたソフトを使用させていただきたいと思います。

    最近の取り組みについて少しばかり、、、

     東京都北区立障害者福祉センター 福澄節夫 JCH00214
     言語障害を持つ人の読み書き指導のため、HyperCardを使ってのスタック(ウェア)作りを始めました。マックの付属のlite版のうえ、説明書も参考書も持たず雑誌の記事(マックファン)を参考に2、3作ってみたのですが、、、なかなか面白く、、、連休中に仕事なんかしないぞ〜と思いながらもはまってしまいました。作ったスタックは音の数が認識できるように考えた「いくつかな大王」と小学1年からの漢字を覚えていくための「漢字大王」。(雑誌『マックファン』に載っていた『四文字大王』というスタックの流用です、、、)「いくつかな大王」は、音の数が認識しにくい単語(拗促音、長音、んを含むもの)が並んでいてクリックすると発音され、「ひらがなはいくつあるかな?」と問題を出すもの。数字を入力して正解なら「大正解〜」と大王が声をあげ、間違っていれば「残念。ちがうよ」と言って答えを教えてくれます。幼稚な作りだと思うのですが、教材になるかな?と自己満足しています。言語障害をもつ人が音の数を認識できないのは典型的な事例のようですね。(専門書にも書いてありましたし、MESのCD-ROMにも同じようなスタックを作った先生がいらっしゃいましたね。確か学芸大の先生、、、)今週はそれぞれ3作目に入ったところです。どこまで効果があるのかは分かりませんが、本人も頑張っているしこういうソフトで独習ができることが分かればいいだろうと考えています。ちなみにその本人とはA君です。これからも、学習道具としてのマックの可能性を探っていきたいと思います。

    インターネット上の障害児教育関連のほーむぺーじ紹介。

    国立特殊教育総合研究所内  アメリカ障害児教育協会   アメリカ精神薄弱教育学会  兵庫教育大学オンライン公開講座

    事務局よりのお願い

    1. 皆さんからのメールは、内容を共有したいときは許可をいただいて会報に掲載させていただいております。私信の場合は、その旨お書き下さい。
    2. 原稿やメールには、半角カタカナを使わないで下さい。インターネット上では半角カタカナの文書を転送できません。なお、ローマ字や二桁以上の数字は半角(一バイト)でお願いします。
    3. この会報はいつも月末に皆さんのお手元にとどくよう作られています。いろいろな励ましや助言に支えられてここに71号をお届けします。会報の発行にかかる印刷代や郵送費はすべて、皆さんからの入会金でまかなわれています。研究会は、年会費というものがありませんので、皆さんにはあまりご負担をかけていないつもりです。これからも印刷や電子媒体で会報をお届けいたします。入会金をまだの方は 、できますれば記念切手80円で5,000円分か、銀行からお振り込み下さると助かります。 (^^;)(会計 永田和子)
    振込先 横浜銀行野比出張所
    普通口座 0754310
    名義 障害者とコンピュータ利用教育研究会
    4. 4月より勤務先が変わり、会報の送付先の変更を希望されるかたは住所変更をお知らせください。
                6月の会報は以上です。来月号をお楽しみに。