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自閉症の指導プログラム (土曜日の子どもの過ごす場所)
 清水直博 姫路養護学校 naosumis@mh1.117.ne.jp

 姫路養護学校の清水です。5 月も残り少なくなりました。子ども会行事を明日に控え、今日は姫路で開催されている 地域療育活動についてお知らせします。

 ○場所:姫路市飾磨体育館
 ○開催日:毎月 第 2, 4 土曜日
 ○主催者:自閉児を持つ保護者の会代表(豊田さん)
 ○ボランティアスタッフ:姫路養護学校の教師 5 名
 ○ボランティアの学生:近畿福祉大学 福崎にあります。今日は多くて 25 名
 ○指導内容:ダイナミックリズム(コロロ ET センター) 自閉症児へのアプローチ法

 私の開いている時間でしたので、見学というかちょっとスタッフ達と知り合いなので、混ぜてもらいました。姫路市内の障害児学級や養護学校へ通学している子どもたちの参加が多いようです。主に自閉症児を対象に指導内容が組まれており、3 部構成で指導がプログラムされています。
 一部:音楽に合わせて、歩く走る。 (36分)
 二部:視覚刺激を提示され、着席行動をとらせる。(30分)
 三部:一部の短いバージョン。(30分)
だそうです。
 一緒にスタッフに参加しているのが、姫路養護の清水祥一(現在岡山大学内地留学中)、同じく姫路養護学校:黒田先生(高等部)、教育委員会に転出した井上和久さん、私(清水直博)です。始められて 5 年目になるこの会、ボランティアがたくさん居るのがうらやましかったです。動作法のボランティアといったら、数名の熟練者しかいませんからね。本当に数は力です。新しい動きとして、本校の自立活動(小学部)で、一部の児童を対象に実践しています。ダイナミックリズムについては、石井聖さんという方が、始められたと言うことです。学校教育からは、少し距離がある感じを受けますが、まあ新しいことにチャレンジする仲間を見ているとそういったことはあんまり問題になりませんがね、とにかく学校 5 日制の受け皿としては、いい場所じゃないかなと思います。

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